~環境~ 環境経営マネジメントと第三者保証

地球温暖化や森林資源の減少をはじめとする地球環境問題の解決を緊急課題と認識し、この課題解決に全従業員が英知を結集して行動を起こしていきます。

コクヨグループ環境ビジョン

「持続可能な社会」を構築するには、「循環型社会」、「低炭素社会」、「自然共生社会」に向けた取り組みを統合した活動を実施していく必要があります。「コクヨグループ環境ビジョン」は、堅持すべき「環境理念」と具体的な活動項目である「環境方針」で構成されており、方針は「地球温暖化防止」「省資源・リサイクル」「エコプロダクツの調達・開発・提供」「生物多様性」「法順守」「情報開示・コミュニケーション」「環境経営」の7つの項目としました。この「コクヨグループ環境ビジョン」を基に各事業会社がそれぞれの事業の特性に沿った目標を展開し、環境負荷低減に努めています。

コクヨグループ環境ビジョン

6月を「コクヨ環境月間」として定めました

地球温暖化、生物多様性、海洋プラスチック問題などの環境課題に対して、コクヨグループ社員が身近なことから取り組むことにより、環境意識の向上と働き方や暮らし方の見直しにつなげたいと考えています。そこで6月5日の「世界環境デー」に合わせて6月を「コクヨ環境月間」として定めました。
また6月の環境月間中には、従来は環境省の指定する特定日に合わせて実施していた「ライトダウンキャンペーン」を拡大して全社で1ヵ月間継続。19時までの退社や19時以降に業務をする場合の節電を促進しました。さらに、「2030年に2013年比でCO2排出量を26%削減する」という目標を策定し、コクヨのCO2排出量削減を目指しています。

2030年 CO2排出量削減目標

コクヨグループは地球温暖化に対する緩和活動(CO2排出量削減と吸収対策)を強化していきます。

2018年に日本国内の連結対象会社(※1)、コクヨKハート、ハートランドを対象範囲として2030年目標を策定しました。 尚、電気のCO2排出量は電力会社別の基礎排出係数で算定しています。

地球温暖化対策【緩和策】
CO2排出量の削減 森林保全によるCO2吸収
2013年比で2030年にCO2排出量を26%削減する(日本国内連結会社(※1)+Kハート+ハートランド) 森林保全活動として毎年150ha程度の間伐を進め、6,000t-CO2以上の吸収量に貢献する(結の森プロジェクト)
CO2排出量削減目標 2013年
CO2排出量
2030年
目標値
2018年
実績
2019年
実績
前年比 2013年
比率
2013年比で2030年にCO2排出量を26%削減する 30,683t-CO2 22,705t-CO2 28,779t-CO2 26,419t-CO2 8.2%削減 13.9%削減
  • ※1コクヨ、コクヨ工業滋賀、コクヨMVP、コクヨロジテム、コクヨサプライロジスティクス、コクヨマーケティング、カウネット、アクタス、コクヨファイナンス、コクヨアンドパートナーズ、LmDインターナショナル
森林保全によるCO2吸収 実績
毎年150ha程度の間伐を進め、6,000t-CO2以上の吸収量に貢献する 間伐面積:123.5ha CO2吸収量:6,689t-CO2

中期環境行動計画

中期環境行動計画(2020年)

環境方針 対策項目 2017年実績 2018年実績 2019年実績 2020年目標
地球温暖化防止 CO2排出量の削減
(1990年比)
9.4%削減
(国内)
13.0%削減
(国内)
20.1%削減
(国内)
30%削減
(国内)
消費エネルギーの削減
(2010年比)
※原単位で年平均1%削減
12.7%削減
(原単位)
13.8%削減
(原単位)
16.1%削減
(原単位)
10%削減
(原単位)
省資源・
リサイクル
排出物総量に対する
リサイクル率の向上
※施工現場廃棄物を含む
(元請)
94.6% 95.5% 94.7% 100%

中期目標の範囲
コクヨ、コクヨ工業滋賀、コクヨMVP、コクヨロジテム、コクヨサプライロジスティクス、コクヨマーケティング、カウネット、アクタス、コクヨファイナンス、コクヨアンドパートナーズ、LmDインターナショナル、コクヨKハート、ハートランド

  • 基準年に範囲に含まれていなかったアクタス・ハートランドは2018年実績を基準年として加算しています。

環境管理体制

2004年から環境マネジメントシステムの登録範囲を国内の主要連結対象子会社に拡大し、企画・研究開発、製造、販売・サービス、保管・出荷を包括する統合認証システムとしています。運用においては、コクヨグループとしての一貫性を維持しつつ、比較的環境負荷の大きな事業会社及び工場を「個別部門」、負荷の小さな事業会社を「共通部門」とすることで、規模に応じたマネジメントシステムとしています。また、各社の事業計画に即した環境目標を定めるなど、事業特性に合った環境管理が推進できるよう、独自性への配慮を心がけています。従来より、環境文書・記録管理データベースシステムの「MELON」を導入していましたが、2013年7月に機能強化し、対象サイトの拡大、文書管理・閲覧の利便性、効率性、正確性の向上を図っています。
尚、2016年12月に2015年版への移行審査を受審し、無事対応を完了しています。

環境管理体制

環境教育

コクヨグループは、社員の環境保全意識の向上、環境目標達成に必要な知識、事故・緊急時の対応や管理手法等の習得を目的に、ISO推進事務局が実施する環境関連法説明会、内部監査員の養成・スキルアップ研修のほかに各部門が独自で様々な環境教育を実施しています。

教育・訓練の種類 受講者数
2017年 2018年 2019年
環境一般教育 2,075 2,152 1,891
環境目標達成・法規制などに関する教育 311 233 367
事故・緊急事態の対応訓練 152 169 232
内部監査員 30 21 56
その他 273 322 192
2,841 2,897 2,738
LPG取扱作業教育(コクヨ工業滋賀)

LPG取扱作業教育(コクヨ工業滋賀)

内部監査と第三者審査の結果

コクヨグループでは内部監査を、事業会社内で実施する第一者監査、およびISO推進事務局が主体となり実施する第二者監査の2段階で実施し、特に法順守状況のチェックに注力しています。2019年は第一者監査を7月2日~7月31日、第二者監査を8月1日~9月6日、さらに、2018年のISO14001審査で改善事項(軽微な不適合)を受けた廃棄物管理に特化した臨時監査を3月16日~10月24日に、第三者(ISO14001)審査を11月25日~11月29日にそれぞれ実施しました。臨時監査で廃棄物管理に関して細部にわたるチェックを行った結果、指摘事項が大幅に増えていますが、ISO14001審査では指摘事項はありませんでした。またISO14001審査ではReEDENプロジェクト、結の森プロジェクトの生物多様性保全の取り組みが外部から複数表彰されていることに対して昨年に引き続きストロングポイントを頂きました。尚、2019年のISO14001審査は定期審査でした。

実施年 2017年 2018年 2019年
監査対象サイト 70 75 118
・第一者監査 55 60 61
・第二者監査 15 15 16
・臨時監査 41
指摘事項 28 28 83
・軽微な不適合 12 8 25
・修正事項 16 20 58
実施年 2017年
(定期)
2018年
(更新)
2019年
(定期)
審査対象サイト 20 29 17
ストロングポイント
(特に優れている点)
0 1 1
グッドポイント
(優れている点)
5 8 5
改善指摘事項
(軽微な不適合)
0 1 0
改善の機会 16 21 21
内部監査の様子(コクヨMVP鳥取工場)

内部監査の様子
(コクヨMVP鳥取工場)

臨時監査の様子(コクヨサプライロジスティクス中部IDC)

臨時監査の様子
(コクヨサプライロジスティクス中部IDC)

ISO14001審査の様子(三重工場)

ISO14001審査の様子
(三重工場)

第三者検証報告書

コクヨグループの環境パフォーマンスデータに関して、その正確性・透明性・一貫性・妥当性・完全性について独立した立場から意見をいただくためビューローベリタスジャパンによる第三者検証を受けました。

第三者検証の概要

2018年より、石見紙工業を追加したコクヨグループ31社(※1)の環境負荷データ及びSCOPE3の検証を受けました。また、国内:3ヵ所〈コクヨ三重工場、コクヨロジテム首都圏DC、ハートランド、海外:1ヵ所〈コクヨマレーシア〉においてデータ計測・管理方法に関する現場審査を実施しました。検証の結果、「評価できる点」として12件、「改善の機会」11件、「修正要求」38件、「明確化要求」17件の指摘を受けました。修正要求及び明確化要求については検証期間中に対応を完了しました。
検証では、一部のデータで集計のルールが本社と対象サイトで共有されていない部分があり、集計ルールの整備の検討が必要との指摘を受けました。
今後は指摘事項を踏まえ、サプライチェーン全体を含めた情報開示の充実と精度向上に取り組んでいきます。

実施年 2017 2018 2019
評価できる点 9 9 12
改善の機会 10 6 11
修正要求 26 32 38
明確化要求 21 30 17
環境パフォーマンスデータ 第三者検証の様子 (三重工場)

環境パフォーマンスデータ
第三者検証の様子
(三重工場)

環境パフォーマンスデータ 第三者検証の様子 (ハートランド)

環境パフォーマンスデータ
第三者検証の様子
(ハートランド)

環境パフォーマンスデータ 第三者検証の様子 (コクヨロジテム首都圏DC)

環境パフォーマンスデータ
第三者検証の様子
(コクヨロジテム首都圏DC)

  • ※1対象組織
連結会社 関連会社
国内 コクヨ株式会社 コクヨKハート、ハートランド、石見紙工業、コクヨ北海道販売、コクヨ東北販売、コクヨ北関東販売、コクヨ東海販売、コクヨ北陸新潟販売、コクヨ山陽四国販売
カウネット、コクヨマーケティング、コクヨエンジニアリング&テクノロジー、コクヨサプライロジスティクス、コクヨロジテム、コクヨ工業滋賀、コクヨMVP、LmDインターナショナル、アクタス、コクヨファイナンス、コクヨアンドパートナーズ
海外 コクヨベトナム、コクヨ(マレーシア)、国誉(上海)企業管理有限公司、国誉商業(上海)有限公司、国誉家具(中国)有限公司、国誉装飾技術(上海)有限公司、コクヨインターナショナルアジア、コクヨインターナショナル(マレーシア)、コクヨベトナムトレーディング、コクヨカムリン コクヨ-IK(タイランド)
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