地域社会
地域社会 社会貢献
考え方
国または地域の文化や習慣を尊重し、その発展に寄与するため、地域社会へ積極的に参画し、信頼される「良き企業市民」を目指します。
2023年の取り組み
株主優待制度を刷新
当社グループでは株主の皆様に、当社グループ事業並びに提供する商品・サービスへのご理解を深めていただくことを目的として、株主優待制度を実施しています。
2022年12月からは、株主優待制度を通じてコクヨのマテリアリティをより深くご理解いただきたいという想いから、寄付選択制度を新たに導入しております。寄付金は、子どもたちの自立や学びの支援などの社会貢献活動に役立てられます。
中高生を対象にした絵画コンペティション「キャンパスアートアワード2023」開催
読売中高生新聞と共催で、2015年から全国の中学生・高校生を対象に「キャンパスアートアワード」を開催。今回は2,281点の作品が集まりました。
募集テーマは、「My Sweet Home Town~地元のイチオシ~」。地元の風景・風俗・風習・行事・料理・菓子などを題材にすることで、若者が地元に目を向け、その魅力に気付き、発信する機会をつくることが目的です。グランプリ作品はキャンパスノートの表紙となり50冊を受賞者に贈呈、またグランプリ受賞者の学校にも1,000冊を贈呈しました。
「キャンパスアートアワード」ページはこちら
東日本大震災遺児への進学支援「みちのく未来基金」
コクヨ東北販売では東日本大震災遺児への進学基金である「みちのく未来基金(※)」に震災の翌年より「サポーター企業」として支援を続けています。2024年度は46名の生徒が新たに14期生として奨学金給付を受け大学や専門学校へ入学、新たな夢への第一歩を踏み出しました。
毎年3月には新奨学生と学業を終えて社会人となる卒業生の門出を卒業生・在籍生・基金スタッフ一同でお祝いする式典を開催しており、2023年3月は4年ぶりにサポーター企業の参加も叶い、学生の皆さんの夢や目標を直接聞くことが出来ました。
(2024年度は学生同士の交流に主軸を置いて実施したためサポーター企業の参加は無し)
私たちはこれからも応援を続けていきたいと思います。
ロート製薬(株)・カルビー(株)・カゴメ(株)が発起人となり、「真に復興の礎となるのはこれから育つ次世代の若者たちである」という考えのもとに、東日本大震災で親を亡くした学生たちの高等教育(大学・短大・専門学校)進学支援のために活動している奨学基金。奨学金給付人数は基金発足以来1145名(2024年4月時点)。多くの学生が社会に旅立ち、それぞれのフィールドで活躍しています。
中国でCSR活動「小さなノート、大きな夢」
コクヨが目指す「自律協働社会」は、誰もがいきいきと暮らすことのできる社会です。2014年から「小さなノート、大きな夢」という活動を実施し続けています。今年は8回目の実施です。
社員がボランティアとして、雲南省にある小学校を訪問し、子どもたちと一緒に授業をしたり遊んだりして交流の機会を持ち、コクヨから寄付金、ノートなどを贈呈しました。
今回、コクヨ社会貢献イベントで、他の事業会社(LAMEX)のメンバーが初めて参加して、互いの理解と交流が深まる機会となりました。
担当者のコメント:コクヨ IR室長 三浦さん
当社はこれまで、製品を株主の皆様に更に知っていただきたいという思いから株主優待として自社製品を提供してきました。この度、長期目線で持続的に企業価値向上を図るべくサステナブル経営へと舵を切りました。そのための重点課題であるマテリアリティにぜひ株主の皆様とともに取り組んでいきたいという思いから、20%チャレンジメンバーとともに寄付制度の導入に取り組みました。
担当者のコメント:コクヨIR室に20%チャレンジ中 西林さん
当社には、他部門の業務に参画できる「20%チャレンジ(社内複業)」という取り組みがあり、今回は株主・投資家の皆様とのコミュニケーション手法を学びたいと思いIR部門に応募しました。株主優待の制度設計では学びが多く、楽しく、貴重な経験になりました。今後も様々な形でマテリアリティの取り組みを、一人でも多くの株主様に発信できればと思います!