地域社会

地域社会 社会貢献

考え方

国または地域の文化や習慣を尊重し、その発展に寄与するため、地域社会へ積極的に参画し、信頼される「良き企業市民」を目指します。

2022年の取り組み

  1. 株主優待待制度を刷新
  2. 中高生を対象にした絵画コンペティション「キャンパスアートアワード2022」開催
  3. 東日本大震災遺児への進学支援「みちのく未来基金」
  4. 中国でCSR活動「小さなノート、大きな夢」

株主優待制度を刷新

当社グループでは株主の皆様に、当社グループ事業並びに提供する商品・サービスへのご理解を深めていただくことを目的として、株主優待制度を実施しています。
2022年12月に、株主優待制度を通じて、コクヨのマテリアリティをよりご理解いただきたいという想いから、寄付選択制度を新たに導入いたしました。
株主優待対象株主の4.4%の方に社会貢献活動へご応募いただき、初年度の目標であった寄付導入企業平均の3%を大きく超える結果となりました。

株主優待制度を刷新
担当者のコメント:コクヨ IR室長 三浦慎一郎
コクヨ IR室長 三浦慎一郎

当社はこれまで、製品を株主の皆様に更に知っていただきたいという思いから株主優待として自社製品を提供してきました。この度、長期目線で持続的に企業価値向上を図るべくサステナブル経営へと舵を切りました。そのための重点課題であるマテリアリティにぜひ株主の皆様とともに取り組んでいきたいという思いから、20%チャレンジメンバーとともに寄付制度の導入に取り組みました。

担当者のコメント:コクヨIR室に20%チャレンジ中 西林小波
コクヨIR室に20%チャレンジ中 西林小波

当社には、他部門の業務に参画できる「20%チャレンジ(社内複業)」という取り組みがあり、今回は株主・投資家の皆様とのコミュニケーション手法を学びたいと思いIR部門に応募しました。株主優待の制度設計では学びが多く、楽しく、貴重な経験になりました。今後も様々な形でマテリアリティの取り組みを、一人でも多くの株主様に発信できればと思います!

中高生を対象にした絵画コンペティション「キャンパスアートアワード2022」開催

読売中高生新聞と共催で、2015年から全国の中学生・高校生を対象に「キャンパスアートアワード」を開催。今回は2,039点の作品が集まりました。
募集テーマは、「My Sweet Home Town~地元のイチオシ~」。地元の風景・風俗・風習・行事・料理・菓子などを題材にすることで、若者が地元に目を向け、その魅力に気付き、発信する機会をつくることが目的です。グランプリ作品はキャンパスノートの表紙となり50冊を受賞者に贈呈、またグランプリ受賞者の学校にも1,000冊を贈呈しました。
「キャンパスアートアワード」ページはこちら

グランプリ作品 「いい湯ださなぁー」

グランプリ作品 「いい湯ださなぁー」
長野県中学2年生 小宮山 満さん

東日本大震災遺児への進学支援「みちのく未来基金」

コクヨ東北販売では東日本大震災遺児への進学基金である「みちのく未来基金(※)」に震災の翌年より「サポーター企業」として支援を続けています。2022年度は70名の生徒が新たに11期生として奨学金給付を受け大学や専門学校へ入学、新たな夢への第一歩を踏み出しました。例年3月は新奨学生と学業を終えて社会人となる卒業生の門出をサポーター・卒業生・在籍生・基金スタッフ一同でお祝いする式典が開催されていたのですが、新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、学生と基金スタッフのみでの開催となったためサポーター企業の参加は今年も見送られました。直接の言葉を聞くことは叶いませんでしたが、私たちはこれからも応援を続けていきたいと思います。

ロート製薬(株)・カルビー(株)・カゴメ(株)が発起人となり、「真に復興の礎となるのはこれから育つ次世代の若者たちである」という考えのもとに、東日本大震災で親を亡くした学生たちの高等教育(大学・短大・専門学校)進学支援のために活動している奨学基金。奨学金給付人数は基金発足以来1044名。既に760名を超える学生が社会に旅立ち、それぞれのフィールドで活躍しています。

2019年度開催の「第8期生の集い」

2019年度開催の「第8期生の集い」

中国でCSR活動「小さなノート、大きな夢」

コクヨが目指す「自律協働社会」は、誰もがいきいきと暮らすことのできる社会です。2014年から「小さなノート、大きな夢」という活動を実施し続けています。新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、今年は3年ぶり7回目の実施です。
社員がボランティアとして、湖南省にある小学校を訪問し、子供たちと一緒に授業をしたり遊んだりして交流の機会を持ち、コクヨから寄付金、ノートなどを贈呈しました。

小本子大理想

全会社の善意を合わせれば、大きな力になる

今回は、初めてライブ中継にチャレンジしました。これにより、直接訪問ができない中国各地の社員にとっては現場の臨場感を体験し、社会貢献の大切さに気付く機会となりました。

2022年9月19日 湖南省懐化市 大橋江小学校

2022年9月19日 湖南省懐化市 大橋江小学校

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