サステナビリティマネジメント マテリアリティ決定プロセス(2020年度~2021年度)

マテリアリティ決定プロセス(2020年度~2021年度)

ESG:環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)の頭文字

STEP1 ESG視点での課題の抽出

SDGs、MSCI、SASBなどを参考に環境・社会・ガバナンスにおいて34の重要なマテリアリティ候補を抽出しました。

  各視点 アンケート デスクリサーチ
ステークホルダー軸 消費者
重要顧客
投資家(MSCI・SASB)
国・自治体(成長戦略)
自社軸 商品・サービス・CSR項目のSDGs貢献度
自社開発部門
経営層 ディスカッション  
SDGs:Sustainable Development Goals
MSCI:Morgan Stanley Capital International
SASB:Sustainability Accounting Standards Board
CSR:Corporate Social Responsibility

STEP2 ステークホルダーへの影響分析

抽出したマテリアリティ候補項目について、「ステークホルダーにおける重要度」「自社における重要度」の2つの軸で調査を実施し、点数化した後で、両軸における点数が一定値を超えるものをマテリアリティ(重要課題)として特定しました。

マテリアリティマップ

その後経営層で、特定されたマテリアリティの妥当性を検討しました。

STEP4 マテリアリティと目標の設定

特定したマテリアリティを踏まえて、2020年に2030年目標を設定しました。

マテリアリティ 2030年目標
重要テーマ1
新しい働き方の提案
新常態における働き方提案とワークライフバランスのサポート 社員ひとりひとりが自律し、チームで課題解決する企業になっている
重要テーマ2
ダイバーシティ&インクルージョンの推進
ジェンダー、障がい、国籍など、多様性ある組織づくりによるイノベーション創出 多様な人財がそれぞれの個性・能力を発揮できる企業になっている
重要テーマ3
気候危機への対応
省エネルギー対策、再生可能エネルギー活用によるCO2の削減と森林による吸収 CO2吸収:6,000t-CO2以上/年の吸収量に貢献する
CO2排出量の削減:2013年比で2030年にCO2排出量を26%削減する
重要テーマ4
循環型社会への貢献
循環型経済の進展に向けサプライチェーン全体で人権に配慮し、省資源・廃棄物削減の推進 廃棄物(事業所、施工現場、棚卸在庫)のリサイクル率100%
調達方針のグループ全体での運用
重要テーマ5
自然共生社会への貢献
環境影響最小化のための、生物多様性保全、有害化学物質削減の推進 合法木材利用促進
森林保全(毎年150ha程度の間伐)
ヨシ原保全(毎年1.5ha程度のヨシ刈り)
2020年時点
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