• コクヨ クロニクル TOP
  • 創業の時代
  • 繁栄の時代
  • 受難と再建の時代
  • 基盤確立の時代
  • 業容拡大の時代
  • 積極投資と商品多角化の時代
  • スピード成長の時代
  • 企業変革の時代
  • 再成長への模索とアジア進出の時代
コクヨ・オリジナル余話
  • トップページヘ
  • 基盤確立の時代

基盤確立の時代 1954?1968

1954年に創業50周年を祝う頃には、コクヨは戦前の最盛期をはるかに超える、紙製品業界のトップ企業になっていました。この時期、生産体制の復興、確立と同時に、コクヨは流通、販売網の整備、強化にも力を注ぎます。
すでに、終戦から2年後には、東京支社を設立していましたが、その後、全国各地に次々と支店を開設、販売ネットワークを広げていきました。こうした販売拠点作りは、コクヨの全額出資によるものだけでなく、地元の有力卸業者との共同出資という形態もありました。さらにユニークだったのは、コクヨの製品だけを扱う専門店の出現でした。これは当時業界で大きな話題となりましたが、その成功が明らかになると、各地で同じような動きが現れ、1957年には全国に20社のコクヨ専門店が誕生していました。
この時期のもうひとつの画期的な出来事は、紙製品メーカーとして成長してきたコクヨが、スチール製品業界へ参入したことです。1960年に初のスチール製品、ファイリングキャビネットを発売すると、65年にはスチールデスク、翌年にはホームキャビネット、事務用回転椅子などを、次々と発表していきます。

年表

1956年
フラットファイルを発売
1957年
専門代理店組織「全国コクヨ会」発足
「流通・販売ネットワーク」の余話を見る
1959年
測量野帳を発売
「測量野帳」の余話を見る
1960年
黒田善太郎社長が会長に、黒田暲之助副社長が社長に就任
スチール製品分野へ進出。ファイリングキャビネットを発売
「紙から鉄へ」の余話を見る
1961年
フィラーノートを発売
ビーロマティーク機の導入
八尾工場の設立
「ビーロマティーク」の余話を見る
1962年
鳥取市に日本事務用品工業(株)設立
1963年
アルバム市場への進出
1965年
スチールデスクを発売
「家具生産」の余話を見る
1966年
ホームキャビネットを発売
事務用回転イス、折りたたみイスを発売
「家具生産」の余話を見る

ファイリングキャビネット

フリーアルバム(1964年発売)

ページトップへ