四万十高校生によるレポート

2023年 清流基準調査結果

調査日 2023年10月5日(木)
調査メンバー 四万十高校自然環境コース1年生

※植生調査と同様、今年度より調査結果のまとめ方等の見直しを行いました。

参考:水質階級判定基準

水質階級判定基準
写真

2023年結果

水流度調査結果 2

調査結果のまとめ・感想

今年度は調査予定日が大雨になってしまい、四万十高校生のみの調査となってしまった。清流度基準調査は調査前・調査日の天候、観測者の視力に左右されるため、水質と安易に結びつけることはできず、科学的な精度は低いが、作業自体が比較的容易であるため誰もが参加できる調査である。そのため、川や山のことを考えるきっかけになる有用な調査であると思う。次回は多くの参加者で実施したい。

  • 片方がパネルを水に沈め、もう片方がパネルを見るための道具を持ち、パネルが見える距離を測定することで透明度を測定することができた。私はパネルを持つ係だったが、川上を歩いてしまったり、こけそうになってしまったりで水を濁してしまい、正確な測定を行うことに苦戦した。次に調査を行う際は、より気をつけて歩いていきたい。
  • 水生生物の採集では主に石を網の中に入れ、石を振ることで石についていた水生生物を採集する方法と、石などをめくり、目で見て生き物を見つける方法の2種類の方法を採用した。結果的には生き物を探す方法を変えながら採集したのが功を奏したのか、自分の班は他の班に比べ多種多様な生き物を見つけることができた。
  • 今回の水質調査では、自分でも見たことがないような生き物を見つけることができ、一目見てみたかったプラナリアも採集できてよかった。また、水生生物採集以外の清流度調査や水質階級を求める作業など、とても良い学びになった。
  • 四万十川はやっぱりきれいだということがわかったので、自分たちもこの川の綺麗さを保っていきたい。
  • 久しぶりの水生生物調査だったので採集の仕方などうろ覚えだったが、実際にやってみると上手く調査が行えたので良かった。4人班だったのであまり多くの種類の水生生物を採取することはできなかったが、数値の高いものが取れて良かった。もっと多くの種類の水生生物を採取していたら階級が1になっていたかもしれないので悔しかった。透明度調査では班の中で役割分担をするなど、協力しながら調査をやったのでスムーズに行うことができた。次に調査をする時があれば、水生生物を今回以上に採集したい。