四万十高校生によるレポート

2018年 清流基準調査結果

調査日 2018年6月2日(土)
調査メンバー 四万十高校自然環境コース生・自然環境部

今年は夏から秋にかけて雨が多く、増水している状態が続いて危険であったため、調査を1度しか行えませんでした。冬にかけては雨の量が少なくなり、ごつごつとした岩肌が見えるほど水量が減ってしまいました。透明度は例年並みの数値となり、きれいな状態が維持できています。

水流度調査結果 1

水流度調査結果 1

水流度調査結果 2

水流度調査結果 2
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水質階級判定基準

水質階級判定基準

2018年度の4月の水質階級は、田野々が1級となりました。吾川ではスコア値の高い水生昆虫が多く見られましたが、種類数があまり見つからなかったので3級となってしまいました。

スコア値平均の変化

スコア値平均の変化

2018年度のスコア値は、田野々川の6月は7.5、吾川の6月は8.3となりました。

透視度の変化

水生生物調査結果

田野々川、吾川の透視度の値は天候に大きく左右されますが、きれいな川と言える値が維持できていると言えます。

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清流度基準調査まとめ

清流度基準調査は調査前・調査日の天候、調査者の視力に左右されるため、水質と安易に結びつけることはできません。科学的な精度は低いかもしれませんが誰もが参加できる調査であり、川や山のことを考えるきっかけになればいいと思います。