四万十高校生によるレポート

2009年 植生調査結果 まとめ

D地点

D地点はC地点に比べ日当たりが悪く暗い。だから下草がはえない。
その理由としては傾斜がきつい場所であるため日光があたりにくい、五年前に間伐がされてから手が入っていないこと、古い木が多いので葉の茂りが良く日光をさえぎってしまう、ということが言えると思います。

C地点

C地点はD地点に比べ日当たりがよく明るい。そのため下草が多い良い状態にある。
理由としては傾斜がゆるやかであり間伐率が高いこと、若い木が多いので葉の茂りが少ないということ、このことから日光がよく入り下草の育ちやすい環境であることが言えます。

植生調査

この写真はちょうどD地点とC地点の境目の写真です。はっきりと間伐率が二地点で違っていることが見てわかると思います。

1年前との比較<C地点>

最後にC地点を一年前の結果と比較してみたいと思います。

高さ・植被率

一年前に比べ草本の割合が37%から44%と高くなっています。下草が増えたということですので以前よりも良い状態になってきていると思います。

高さ・植被率

植物の種類

次に草本層の種類のうちわけです。一年前に比べ木本は増え、つるが減っています。木本が増えたのは去年草本サイズだったものが成長したということがひとつの理由だと思いますが、つるの割合が減っているのはなぜなのかちょっと分かりません。

植物の種類

植物の出現種数

出現種数です。一年前よりも草本層の割合が高くなっているという結果が出たのですが、この出現種数の結果を見ると草本層の種類は減っています。これは草本層に含まれていた木本の芽だしが成長して低木層に含まれるようになったからです。

植物の出現種数

今後の課題

次回の調査に向けての課題は、できるだけ正確なデータをとるために、
もう少し本気を出して調査に取り組むこと。
元気よくあいさつをすることです。ありがとうございました!