特集:学ぶ人 働く人のために ―価値を磨き上げる―

ハリナックスプレス

FURNITURE 01 針なしステープラー 「ハリナックスプレス」の進化 2009年に発売したハリナックスシリーズは、金属針などの消耗品を一切使わずに用紙をとじることができる商品です。環境にやさしく、かつ安全で作業の効率化も図れることから、国内外のユーザーから大きな反響をいただいています。

針なしステープラーの歩み

最初は2穴タイプの大型だったものが、「片手で操作したい」「もっと多くとじたい」といったお客様の声に応え、これまで進化していきました。そんな中、「穴をあけずにとじたい」というご要望に応えて生まれたのが、ハリナックスプレスです。

針なしステープラーの歩み

「働く」「学ぶ」現場への価値

価値1異物混入の防止

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食品業界・医薬品業界で

人の体に入る食べ物や医薬品を扱っている食品業界・医薬品業界のお客様にとって、異物混入のリスク対策は最重要課題の一つ。ハリナックスは大きな安心という価値をお届けしています。

価値2針によるケガ・誤飲の防止

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教育業界・福祉業界で

例えば保育園で、知らずに落としていた針を、床をハイハイする幼児が誤って食べてしまう、というような事故を防ぎます。保育者の心配のタネを一つ減らす、ともいえるかもしれません。

価値3創作活動をより豊かに

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家庭で

これまでテープやのりを使っていた紙工作も、ハリナックスを使うことで、一味違った作品づくりを楽しめます。針を使わないので小さなお子様がいる家庭でも安心して使っていただけます。

開発者の声

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コクヨS&T
クリエイティブプロダクツ事業部
クリエイティブステーショナリーVU
開発第2グループ
長谷川 草
(本体開発担当)

「針を使わない」という価値が既に高い評価を得ていたハリナックスシリーズ。ハリナックスプレスは、その価値をさらに磨き上げ、「穴を開けずに綴じる」という機能を実現しました。

それまでにはどのような試行錯誤があったのでしょうか。

開発担当者から「価値を磨き上げるプロセス」について聞きました。

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握る力の30倍以上の力を生み出す

ハンディサイズで握る力の20倍以上の出力を目指し開発をスタートしましたが、目標の出力値を得ることがなかなかできませんでした。あきらめることなく、試行錯誤を重ねることで、最終的には30倍以上の出力を実現することができました。

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50パターン・200個以上のとじ歯の試作

とじ歯も苦労の連続でした。紙同士がくっつく力の評価方法など、前例のない判断基準も一からつくらなければならなかったからです。

ハリナックスプレスの特徴の一つである、目立たない小さなとじ部でしっかりとした保持力を発揮するために、紙同士がくっつく力やとじ部の形状やサイズなどさまざまな研究を行いました。性能を向上させるため、さまざまな研究から導きだした歯形状のパターンを一つひとつ試していきました。その数は50パターン以上を数えました。

0.1mm単位の試行錯誤

歯と本体それぞれが完成に近づいていたにも関わらず、それらを組み合わせるとうまくとじられないことが続きました。それは原因が一目で確認できるものではなかったので、パーツの寸法や位置を0.1mm単位で調整し、その原因を突き止めました。用紙がしっかりととじられているかどうか一見しただけでは分からないなど、研究・開発作業のほぼすべてが仮説を立てて実施し検証するという試行錯誤の連続でした。

ワードバンク

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使用例
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