サステナビリティマネジメント
社会価値創出のロジックモデル
コクヨグループでは、経営戦略と連動したマテリアリティを特定し、事業活動の中で取り組みを進めております。その取組みが社会価値や経済価値のインパクト、長期ビジョンで掲げる「自律協働社会」の実現にどのようにつながるかを示すため、2024年12月にロジックモデルを策定しました。
第4次中期経営期間中に、当社が創出するインパクトの定量化に取り組み、事業と社会価値・経済価値創出のロジックを明確にするだけでなく、企業価値向上に結び付けていくことを目指します。
コクヨグループの創出する社会価値とロジックモデル
コクヨが実現を目指す「自律協働社会」は自律した個人が互いを認め合って協働することで新しい価値が生まれてくる社会です。
多様な視点を持った個が、これまでの枠を超えて出会い、同調ではなく、親密な関係の中で互いの意見を言いあい相互に好影響を与えながら、創造性を高める。そんな社会を実現することができれば、数多ある社会課題も解決できると考えています。
「社会課題が解決され続ける自律協働社会」を実現するために、コクヨグループの事業活動が自律協働社会の実現にどうつながるのかを示すロジックモデルを策定しました。ロジックの検証を重ねながら、社会へのインパクトを大きくすることを目指しています。
コクヨの創出する社会価値
![自律した[個]を生み出す×協働の場を作る×共創の質を高める→社会課題が解決され続ける自律協働社会の実現“人と社会と地球のWell-being”](/sustainability/assets/images/img_management_value_creation_01.png)
ロジックモデル
事業活動である「4つの事業領域の推進」「マテリアリティに基づく活動」から生み出すⒶⒷⒸのモノ・サービス・利益 によって、「自分を高め続ける人が増える」、「多様な人との交流が増える」、「社会課題を創造的に解決するチームが増える」という3つのアウトカムを創出し、最終的な社会価値である「社会課題が解決され続ける自律協働社会の実現」というインパクトを創出します。

インパクトKPI
テーマ | インパクト計測項目 |
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Ⓐ自律した個を生み育む | 〈自分らしい働く・学ぶ・暮らすを考える〉 ①自分らしい働く・学ぶ・暮らすを考える機会の増加 |
Ⓑ協働の場を構築する | 〈協働の場が増える〉 ②協働する場や地域、コミュニティに参加する人の増加 |
〈多様な人が協働に参加できる〉 ③社会から減らすバリアの種類 |
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Ⓒ共創の質を高める | 〈チームの創造性が高まる〉 ④共創が上手くいくチームの増加 |
〈社会課題を考える機会が増える〉 ⑤社会課題の解決に取り組む人の増加 |
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〈社会課題を考える機会が増える〉 ⑥社会課題の解決に貢献する商品の増加 |