四万十高校生によるレポート
2024年 植生調査結果
調査日 | 2024年10月29日(火) |
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天気 | 曇り |
調査エリア | C地点(2006年間伐) D地点(2011年間伐) |
調査方法 | 2地点それぞれについて5m四方で9ブロックに分け、班に分かれて調査を行います。 2024年度は、天候不良のため調査地(C地点とD地点それぞれ9区画)すべての調査は実施できませんでした。経年比較ができないため、結果は実施できた4区画のみ掲載をしています。 |


C地点の植生調査表
2024年度はA・B・C・Fの4区画のみ調査を実施。





D地点の植生調査表
2024年度は調査を不実施。
調査結果のまとめ・感想
2024年度は、天候不良のため通常の調査範囲(C地点とD地点それぞれ9区画)で調査はできず、 C地点4区画のみ実施しました。以下は、学校での事前学習(講師との、植生調査に向けた座学)の感想です。
- 自然林、人工林については探究の時間に少し調べましたが、探究の時間には調べられなかった部分をこの授業で調べることができました。近隣の山で自生している主な木の種類や結の森にある植物の名称について学びました。山登りの経験があまり無いので次回の授業が楽しみです。
- 森林については探究で調べていたので色々と知っているつもりでしたが、いざ調べてみると知らない事の方が多かったです。人工に植えた木と自然に生えた木は形・種類が違うことを知りました。
山にある植物を覚えるのは大変でした。シダ植物は似たような種類がありました。
放置人工林は多いので問題になっています。間伐をすることにより風害などに強くなると知り、間伐は大切な事であると思いました。 - 調べる前は自然林と天然林は同じなのかなと考えていましたが、授業を通して調べたことでこの違いを詳しく説明することができるぐらいの知識を得られました。
- 間伐は、木の成長や土壌保全機能などいろいろな面でいい影響がある事が分かりました。そして、間伐を行わないと山や森の植物が減ってしまったり、土砂が流れてしまったりして生態系が崩れるなどの悪い影響があることも分かりました。
自然林と人工林では地上部の層の数が違うということが分かりました。自然林は4〜5層、人工林は2層構造になりやすいということが分かりました。 - 今までは漠然と自然林と人工林があることは知っていたけれど、お互いにどう違うのか知らなかったので知ることができてよかったです。お互いの長所短所を理解して上手に付き合っていくことが大切だと感じました。