社会
地域社会とともに
国または地域の文化や習慣を尊重し、その発展に寄与するため、地域社会へ積極的に参画し、信頼される「良き企業市民」を目指します
2024年の取り組み
株主優待制度(寄付選択制度の導入)
当社グループでは株主の皆様に、当社グループ事業並びに提供する商品・サービスへのご理解を深めていただくことを目的として、株主優待制度を実施しています。
2022年12月からは、株主優待制度を通じてコクヨのマテリアリティをより深くご理解いただきたいという想いから、寄付選択制度を新たに導入しております。寄付金は、子どもたちの自立や学びの支援などの社会貢献活動に役立てられます。

才能あるデザイナーの応援と共創「コクヨデザインアワード2025」開催
コクヨデザインアワードは、才能あるデザイナーの応援と共創を目的とするプロダクトデザインの国際コンペティションです。
2002年の創設以来、進化を続けて 22回目を迎えた「コクヨデザインアワード2025」では、テーマを“prototype”とし、プロダクトデザインにおいて一般的には完成前の原型や試作品という意味で使われる言葉を、今回は「次につながる可能性をもつ原型」と捉え、未来への起点となるようなプロダクトデザインを募集しました。
国内外61か国から合計1,448点(国内716点、海外732点)の作品が集まりました。
2025年2月には、「NEW GENERATION賞」10作品を選定し、トロフィーと賞金3万円を贈呈しました。
「NEW GENERATION賞」は、次世代を担う若い世代の次なる挑戦を後押しすることを目的に2024年に新設され、全応募作品の中から学生の応募作品を対象に、製品化を前提とせず、アイディアや着眼点に魅力がある作品を選定した賞です。
2025年3月には、最終審査にて、グランプリ作品1作品「NEWRON」(一般名称:ペン)と優秀賞3作品を決定し、トロフィーと賞金(*)を贈呈しました。
*賞金:グランプリ 200万円、優秀賞 50万円/点

川田 敏之さん
中高生を対象にした絵画コンペティション「キャンパスアートアワード2024」開催
読売中高生新聞と共催で、2015年から全国の中学生・高校生を対象に「キャンパスアートアワード」を開催。10周年を迎えた今年は 3,057点の作品が集まりました。
募集テーマは、「My Sweet Home Town~地元のイチオシ~」。地元の風景・風俗・風習・行事・料理・菓子などを題材にすることで、若者が地元に目を向け、その魅力に気付き、発信する機会をつくることが目的です。グランプリ作品はキャンパスノートの表紙となり50冊を受賞者に贈呈、またグランプリ受賞者の学校にも1,000冊を贈呈しました。

滋賀県立栗東高等学校 1年生
森 和さん
(学年は2024年度時点のものです。)
中国でCSR活動「小さなノート、大きな夢」
コクヨが目指す「自律協働社会」は、誰もがいきいきと暮らすことのできる社会です。2014年から「小さなノート、大きな夢」という活動を実施し続けています。2024年は9回目の実施です。
社員がボランティアとして、雲南省にある小学校を訪問し、子どもたちと一緒に授業をしたり遊んだりして交流の機会を持ち、コクヨから寄付金、ノートなどを贈呈しました。

今回、コクヨ社会貢献イベントで、2023年同様に他の事業会社(LAMEX※)のメンバーも参加して、互いの理解と交流が深まる機会となりました。また、持続的に子供たちの成長を見守るために、同じ学校を訪問しました。
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※Dongguan Lamex Furniture Co., Ltd.は 中国香港のオフィス家具の製造、販売会社です。
