国際的なイニシアティブへの賛同
コクヨグループでは、国際的なイニシアティブや認証制度、ガイドラインに準拠したサステナビリティ活動を推進しています。
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)
企業の気候変動への取り組みや影響に関する財務情報についての開示のための枠組みであるTCFDに賛同し、脱炭素の取り組みを含む非財務情報を含めたコクヨの戦略・方針等を統合報告書に情報の掲載を行っております。
自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)
生森林資源を活用する企業として、物多様性の理解や原料リスク、事業所・周辺リスクの把握に努めています。その推進のための仕組みとして、TNFDの動向並びに内容の理解に努めており、その提言に従って、体制整備、重要課題の評価、取り組みの推進と開示の充実化を図っています
SBT認定
SBTイニシアチブは、パリ協定目標達成に向け、科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出削減目標を設定することを推進する国際的なイニシアチブです。コクヨグループは、カーボンニュートラルの実現に向けてSBT短期目標の認定を取得しました。
The Valuable 500
障がいのある方が潜在的な価値を発揮できるような改革を、世界500社のビジネスリーダーが起こすことを目的とした、世界的なネットワーク組織である「The Valuable 500」に加盟し、障がいのある方の活躍を含めたダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。
循環経済パートナーシップ(J4CE)
環境省・経済産業省・経団連創設の、国内の幅広い関係者の循環経済への理解醸成と取組の促進のために官民連携を強化することを目的としたパートナーシップに参加し、循環型社会へのシフトを促す活動を推進しています。
ISO14001
環境マネジメントシステムに関する国際規格であるISO14001の認証を取得し、それに基づいた運営を行っています。
FSC®・COC認証
継続可能な森林管理の推進を目的とした国際認証であるFSC®・COC認証を取得し、その基準に適合した加工・流通過程の管理を行っています。コクヨグループではコクヨ・カウネット・コクヨ工業滋賀がFSC®・COC認証を取得し、コピー用紙・ノートなどのFSC®認証商品を販売しています。(FSC® C004748)
PEFC・COC認証
PEFC(森林認証プログラム)で認証された森林から産出された木材や紙製品が、加工・流通過程で適切に識別・管理され、消費者へ届けられることを証明する国際認証を取得し、それに基づいた運営を行っています。
持続的な開発目標(SDGs)
コクヨではSDGsを経営課題としてとらえ、SDGsに配慮したサービスや商品開発を行っています。
SDGsは、国連サミットで2015年9月採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までに、国連加盟193か国が持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
価値協創ガイダンス
経済産業省が提示する価値協創ガイダンスを参照してコクヨの統合報告書の編集を行っております。「価値協創ガイダンス」とは、企業と投資家を繋ぐ「共通言語」であり、企業(企業経営者)にとっては、投資家に伝えるべき情報(経営理念やビジネスモデル、戦略、ガバナンス等)を体系的・統合的に整理し、情報開示や投資家との対話の質を高めるための手引です。
国際統合報告評議会(IIRC)フレームワーク
IIRCが提示するフレームワークを参照してコクヨの価値創造プロセスを示し、統合報告書の編集を行っております。
IIRCは、規制者、投資家、企業、基準設定主体、会計専門家及びNGOにより構成される国際的な連合組織です。
ISO26000
ISO26000の中核主題に基づいて分類し、情報の掲載を行っております。
ISO26000は、ISO(国際標準化機構)が2010年11月1日に発行した、組織の社会的責任に関する国際規格です。
GRIガイドライン
GRIガイドラインに基づいて分類し、情報の掲載を行っております。
GRIガイドラインは、サステナビリティに関する国際基準の策定を使命とする非営利団体GRIが提示したESG(環境・社会・ガバナンス)の観点で企業が報告する指標です。
SASBスタンダード
マテリアリティを特定するため、SASBスタンダードを参考にしました。
SASBスタンダードは、サステナビリティに関する会計基準・開示基準をまとめる団体SASBが企業の長期的な価値の指標となる非財務情報公開の標準化に向けた基準です。