高い吸音率をもつ不燃仕様の壁面施工型吸音壁「ACOUSTIC WALL」を新発売短工期で音ストレスのないオフィス環境を構築

オフィス・家具製品2023年11月09日

コクヨ株式会社（本社：大阪市／社長：黒田英邦）は、高い吸音率をもつ不燃仕様の壁面施工型吸音壁「ACOUSTIC WALL（アコースティックウォール）」ウォールタイプを2024年1月上旬、既設のスチールパーティションにマグネットで取り付けられる、不燃仕様の吸音パネル「ACOUSTIC WALL」パネルタイプを2023年12月上旬より発売します。

コロナ禍を経てオンライン会議が急増したことにより、オフィスにおける音環境への関心が高まっています。また、オフィス内装のトレンドとして、スケルトン天井やフローリングを用いた空間の増加に伴い、反響音への対応も求められています。反響音への対策には、空間において吸音面が広範囲であることが理想です。壁面を吸音仕様に仕上げる内装工事型の吸音壁の場合、現場加工をしながら仕上げる工法のため工期の長さが課題でした。

そこでコクヨは、短工期で施工ができる、不燃仕様の壁面施工型吸音壁「ACOUSTIC WALL」を発売します。規定サイズで仕上げられたパネルを取り付ける施工方法により、現場加工は必要最低限に抑え、工期の短縮を実現しました。

不燃クロスを採用しているため、内装制限を気にせず個室や会議室、オープン空間、柱回りなどさまざまな場所に広範囲で設置が可能です。高い吸音率があり、空間の残響音の低減にも効果を発揮します。

また、ウォールタイプに加え、マグネットで簡単に取り付けができるパネルタイプのご用意もあり、空間に合わせてお選びいただけます。

コクヨは「ACOUSTIC WALL」を通じて、オープン空間や会議室における音ストレスのないオフィス環境を提供します。

■発売予定：ウォールタイプ 2024年1月上旬、パネルタイプ 2023年12月上旬

■メーカー希望小売価格（消費税抜）：ウォールタイプ工事単位ごとにお見積もり、パネルタイプ　67,600円（900㎜×900㎜）・38,800円（450㎜×450㎜）

■商品HP：https://kokuyo.jp/acousticwall/

「ACOUSTIC WALL（アコースティックウォール）」の特長

１．不燃クロスを採用し、広範囲に設置可能

不燃クロスを採用しているため、建築基準法における内装制限（設置面積）を気にせず設置が可能です。ウォールタイプは、LGS等の在来壁やスチールパーティションのいずれにも設置が可能で壁種類を選びません。既設のスチールパーティションにマグネットで簡単に取り付け可能なパネルタイプは、900×900㎜、450×450㎜の2サイズで、壁面のアクセントにもなります。

カラーは空間に合わせてお選びいただけるよう、9色をご用意しました。

２．内装工事型吸音壁を超える、高い吸音率

残響室法吸音率試験において残響室法吸音率が0.95／500Hzと吸音性能が高いため、空間の反響音や残響音時間の低減に効果を発揮します。

残響音グラフ
JIS A 1409「残響室法吸音率の測定方法」に準じた試験結果による

３．短工期で施工が可能

ウォールタイプは、規定サイズで仕上げられたパネルを取付ける新しい施工方法により、工期の短縮を実現しました。コクヨのスチールパーティションと同時期での施工も可能です。また、オフィス移転やリニューアル後に反響音が気になった場合でも短工期で吸音対策が可能です。パネルタイプは、マグネット付きなのでワンタッチで取り付けができます。