~環境~ 地球温暖化防止対策

コクヨグループは低炭素社会実現に向け、地球温暖化に対する緩和活動(CO2排出量削減と吸収対策)を強化していきます。

2019年の総括

2019年の日本国内の連結対象会社(※1)、コクヨKハート、ハートランドのCO2排出量は、26,419トンでした。前年から2,360トン減少の8.2%削減となり、目標を達成しました。削減量のうち、2,020トンは排出係数(※2)の変動によるものでした。試算ではありますが、運用改善で531トン、設備改善で147トン削減しましたが、生産・統廃合で338トン増加したため、340トンの削減となりました。その部門別の状況は以下の通りです。

オフィスの取組み

オフィスでは前年に比べてCO2排出量は519トンの削減(排出係数の影響を除く削減量は105トン)となりました。アクタスの店舗増などで前年に比べ55トン増加しましたが、6月を「コクヨ環境月間」とし、ライトダウンキャンペーンの実施、空調運転方法やワークスタイルの見直し、「ノー残業デー」「早帰り」などの活動、営業活動においても公共交通機関の利用促進によるガソリンの使用量の削減などで134トン削減、LED照明への更新などで25トン削減しました。また、2019年はこれまでも実施していたクールビズ・ウォームビズをスマートビズとして年間を通じて実施しています。

工場の取組み

工場では前年に比べてCO2排出量は1,402トンの削減(排出係数の影響を除く削減量は244トン)なりました。
生産増により前年に比べて104トン増加しましたが、製品型替え時間の短縮や生産設備の運用ルールの徹底、点検の実施、生産スケジュールの精緻化、エネルギーチェックによる無駄の削減などの運用改善により300トンを削減。また、設備のインバーター化や照明のLED化などの省エネ設備の導入により48トンを削減しました。

物流部門の取組み

物流(保管・出荷)では前年に比べてCO2排出量は439トンの削減(排出係数の影響を除くと8トンの増加)となりました。
業務量増加により前年に比べて180トン増加しましたが、日々の省エネ活動の推進による運用改善や配送センターの照明の適正照度の見直しにより98トン削減、照明のLED化を積極的に進め74トン削減しました。

大阪オフィス新館に設置されている太陽光パネル

大阪オフィス新館に設置されている太陽光パネル

滋賀工場に設置されている太陽光パネル

滋賀工場に設置されている太陽光パネル

首都圏IDCに設置されているハイブリッド街灯

首都圏IDCに設置されているハイブリッド街灯

  • ※1コクヨ、コクヨ工業滋賀、コクヨMVP、コクヨロジテム、コクヨサプライロジスティクス、コクヨマーケティング、カウネット、アクタス、コクヨファイナンス、コクヨアンドパートナーズ、LmDインターナショナル
  • ※2電力のCO2排出係数は地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく係数(電気事業者ごとの平成29年度実績及び平成30年度実績による基礎排出係数)を採用

コクヨグループ全体のCO2排出量

2018年から石見紙工業のデータ収集も開始したコクヨグループ31社(※1)全体での2019年のCO2排出量は40,130トン(※2)となり、2018年と比較し5,100トンの減少となりました。電力会社の排出係数の低減により約4,400トン、グループ全体の削減活動により700トンの減少となりました。

  • ※1データ編参照
  • ※2日本の電力のCO2排出係数は地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく係数(電気事業者ごとの平成29年度実績及び平成30年度実績による基礎排出係数)、海外の電力のCO2排出係数は、国際エネルギー機関(IEA)の CO2 Emissions from fuel combustion 2019 edition に掲載の各国ごとの係数を採用。
    係数変更による差異は2000年の全電源平均(0.378kg-CO2/kwh)で計算した排出量との差です。
コクヨカムリン :パタルガンガ工場に設置されている太陽光パネル

コクヨカムリン :パタルガンガ工場に設置されている太陽光パネル

消費エネルギー(売上原単位)の推移

コクヨグループ全体のCO2排出量の推移

SCOPE3データ精度の向上

近年、CDPをはじめ、企業が間接的に排出するサプライチェーンでの温室効果ガス排出量としてSCOPE3(製造、輸送、製品の使用・廃棄など)を管理し、対外的に開示する動きが強まってきています。
コクヨグループでも輸送分野など一部では取り組んでいましたが、2014年から環境省の「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン」に即した取り組みを開始しました。
2019年のサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量は624,107トンでした。そのうちSCOPE3が全体の約93%を占め、そのSCOPE3の中で、「カテゴリ1:購入した製品・サービス」が約83%を占めています。尚、SCOPE3排出量が増えていますが、これはステーショナリー製品の協力会社からのデータ取得を2018年から始め、2019年にはさらに進めた結果です。また、開示情報の信頼性確保のため、ビューローベリタスジャパンによる第三者検証を受けました。

SCOPE別排出量

SCOPE3 内訳

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