こうして生まれたユニバーサルデザイン

レーザーポインター誕生秘話 (1)

持ち運びやすさよりも、使いやすさを最優先に。

商品そのものはもちろんのこと、パッケージにまでユニバーサルデザインを。
岡田匡史さん&鈴木剛さんの先輩後輩コンビは、人間工学を駆使してレーザーポインターの理想型を目指したのでした。

UDレーザーポインター開発者岡田匡史さん&鈴木剛さん

レーザーポインターにユニバーサルデザインを、っていわれても正直、最初はピンと来なかったんですけど…

いえ、お客様相談室からのクレームだとか要望は、実はかなり多くてですね。通常は大体、こういった棒状のペンタイプのものが主流なんですが、これだと机に置いたときに転がっていっちゃうんですよね。

レーザーポインターについて話す岡田匡史さん

そうか、コロコロとね。こりゃ確かに不便ですね。

それに、細い棒状の本体にレーザー照射ボタン、パワーポイントのページ送りボタン、ページ戻しボタンと三つ付いてるわけですから、どうしてもボタンが小さくて押しにくい。押し間違いも多いんですね。次のページに行きたいのにバックしたり。こういった声は、大学生協や先生方、研究者の方々からのヒアリングでもたくさん上がってきました。

ふむ。となると、棒というカタチから考え直さなきゃいけないですね。

そうなんです。携帯性は少々犠牲になったとしても、スティックという形状から離れて考えてみようということですね。握りやすさや、自然に親指がかかるカタチとはどんなものだろう?

例えば講演会で使っている最中に、手元ばかり見てはいられませんよね。スクリーンに熱中しているわけですから。そこでレポートに上がって来たバリアを、ひとつひとつ削っていくことにしたんです。これはコクヨのユニバーサルデザインとして納得できるものを出さなくちゃいかんと。

レーザーポインターについて話す岡田匡史さん&鈴木剛さん

どれどれ。えー、意外とクリアしなきゃならない問題が多いんだ。

これもそのひとつですね。パソコン側に差し込むUSB受信機は、ペンタイプの頃は別体式だったんですが、それだと持ち歩いているうちにどこかへ失くしちゃう。で、こうやってポインターの尾部に挿入する一体型にしましてね。その挿し口の形状も、出っ張りをつけて抜き差ししやすいようにしてあります。さらに送信側とのID設定も、簡単にしました。

電池も単5を2本から単4を2本に変えて、照射時間を2倍の4時間に延ばしたんです。これなら講演するときも、1回ごとに電池交換しなくてすみますから。

USB受信機はポインターの尾部に挿入する一体型に。

そうか、電池の持ちがいいこともユニバーサルな考え方のひとつですよね。

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