こうして生まれたユニバーサルデザイン

ワンパッチスタンプ誕生秘話 (1)

パッチユーザーの方々への愛から、2年越しで商品化を実現。

それは、鍋谷仁美さんはじめ、開発担当者がずっと抱いていた、「面倒な作業を強いられているパッチユーザーの方々」への思いから生まれた商品でした。
はさんで押すだけのパンチ穴補強シール<ワンパッチスタンプ>その開発秘話を伺ってみましょう。

ワンパッチスタンプ開発者鍋谷仁美さん

ワンパッチスタンプ、これ、初めて見たとき笑っちゃったんです。いい意味で、ですけど。

この商品は2008年7月に発売しましたが、実はさかのぼること10年前から、形は違いますが、ずっと<ワンパッチ>を販売しているんですよ。

そんなに前からあったんだ!

小さなパッチシールをシートから剥がして1枚づつ貼る作業は、とても面倒です。書類が多いと大変です。ユーザーモニターでも、「1枚づつパッチを貼るのは面倒」「きちんと穴に合わせて貼るのが面倒」という不満点がダントツです。

もっと簡単にラクラク貼れるようにしなくちゃなあ、と、ずっと考えてきました。

ワンパッチスタンプについて話す鍋谷仁美さん

愛だなあ、その発想は。でもそうやってパッチを使ってる人って、たくさんいらっしゃるんですか?

ペーパーレスの時代と言われますが、まだまだ書類は多いです。実際、コクヨを含めパッチシールの販売量はかなり多くて、それが1枚づつ手作業で貼られています。

そこで、約10年くらい前ですが、こういう型のパッチ貼り機を発売しました。

あれ、これはカタチが全然違う。まるでステープラーみたいですね。

はい、スタンプ型ではなくステープラー型です。積層したパッチを使う点は似ています。

ただ、このタイプは紙の挿入口がややわかりづらかったり、時々パッチがうまく貼り付かない、という声がありました。パッチの補充方法もやや面倒で、改良の余地があると感じていました。

ステープラー型ワンパッチ

そこで新型の開発に着手したわけですね。

パッチユーザーの方々に、ネットのモニター調査で意見を伺いました。スタンプを押すように簡単にパッチを貼れる商品があったら欲しいですか?と。 すると、「欲しいけど価格が高いものは要りません。」という声がありました。

そんなにお金かけるくらいなら手でやりなさい、とか言われちゃうんだろうなあ。

それから、「サイズも机にしまえる程度じゃなきゃ」とか、「穴の位置合せがきちんとできるのか?」 という声も多かったです。穴の位置合せは面倒ですからね。それまで、企画段階ではレーザー式照準機まで考えていました…。

レーザーで照準合わせるんですか!

でも電池が必要になりますし、サイズも大きくなり、価格も高くなりすぎる。というわけで、考え方を変えて、次にこういう試作品を作りました。

ワンパッチスタンプの試作品
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