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2021.12.24

コクヨデザインアワード2022 ファイナリスト決定!

コクヨデザインアワード2022は、2021年8月20日から10月15日まで、『UNLEARNING』をテーマに作品を募集。1,031点(国内555点、海外476点)の作品をご応募いただきました。
各審査員は、事前にすべての応募作品を個人で審査し、推薦作品を決定。一次審査当日は、各審査員の推薦作品について、応募要項で定められた審査基準を念頭に、忌憚のない議論が交わされました。

その結果、最終審査に進む10組のファイナリストが決定しました。今後、最終審査は2022年3月12日(土)に実施され、同日に開催される表彰式にてグランプリと優秀賞が決定する予定です。また、作品の傾向や、最終審査に進む作品へのブラッシュアップの期待について、審査員の皆さんよりメッセージをいただいていますので、合わせてご覧ください。

最終審査と表彰式は、YouTube Liveにてライブ配信します。配信URLは後日公開いたします。

〈 ファイナリスト 〉

作品番号 作品名 作者名
KDA2022-0329IGG-010244 Flow of Thoughts Emilie & Joseph(Emilie-Marie Gioanni / Joseph Chataigner)
KDA2022-0602MQS-040726 REFLESH 河内厚志
KDA2022-0723QEA-530638 あと、何日。 歌代悟
KDA2022-0754EMM-010686 真っ白じゃない自由帳 WAGGY(中田大介 / 桑木香奈 / 井出美藍)
KDA2022-0892FVV-531192 トキヲクム mrk(武市美穂 / 上田和実 / 小林諒)
KDA2022-1035YGO-281058 flowery pencil AZ.(Lian Xiang / You Jianghan)
KDA2022-1065MBB-031126 Kiga-Chill 能海舞
KDA2022-1082CNT-331143 描画で広がる質感の世界 21B STUDIO(時岡翔太郎 / コエダ小林 / 有村大治郎)
KDA2022-1082CNT-541138 果実の楽器 21B STUDIO(時岡翔太郎 / コエダ小林 / 有村大治郎)
KDA2022-1154PXT-511304 Intersect 西原海

〈 審査員メッセージ 〉

  • 審査風景
  • 審査風景
  • 審査風景
  • 審査風景
  • 審査風景
  • 審査風景

川村 真司(Whatever / チーフクリエイティブオフィサー)

例年にも増して多様な視点・意見が飛び交った一次審査でした。 当然ですが、応募者・審査員ともに人生を通じて「LEARNING」してきたことが違うので、「UNLEARNING」というテーマ自体の解釈が多様で、そのためそれぞれ違った視点の魅力を持った作品が選ばれたと感じています。とはいえ、ファイナリストの作品はいずれもまだまだアイディアやデザインを研ぎ澄ませられる余地を持っているので、プロトタイプ制作の過程でさらに作品の精緻化を進めてほしいと願っています。「UNLEARNING」というテーマと自らの作品との関連性を改めて紐解きながらブラッシュアップすることで、さらにパワーアップした作品に再び会えることを楽しみにしています。

田根 剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表 / 建築家)

今回の応募では「UNLEARNING」というテーマに対して、多種多様な提案がありました。
コンセプトが先にあってモノの提案がある作品が多かったように感じています。審査では、テーマに直接答える提案、テーマを越えようとする提案、また、「レディメイド」のように既存のモノ・コトから、価値観や製造方法、既成概念や前提条件を変えようとする提案に着目しました。
デザインアワードは製品化を目的とするコンペなので、最終審査は「プロダクト」としての評価になります。最後は「モノ」に期待しています。

柳原 照弘(デザイナー)

少し分かりにくいテーマの中、コンセプチュアルアートのような問いかけと、プロダクトの完成度を備えた秀逸な作品が多かったと思います。
見た目だけで判断せず、応募者の意図を多角的に考えながら審査しました。
また、見方によっては、応募者の意図ではない気づきもあるので、使っている状況をイメージして、小さな気づきを見落とさないように心がけました。
審査員の評価軸は様々ですので、最終審査ではいろいろな質問を想定してください。
多様な視点でプレゼンテーションしていただき、一次審査で拾いきれなかった意図も伝えられるような美しい言葉とモックアップを期待しています。

吉泉 聡(TAKT PROJECT 代表 / デザイナー)

今回の審査を通じて改めて、何かを「UNLEARNING」させることはデザインの根本的な役割のひとつだと気づかされます。
だからこそ、この後の審査では「他のテーマでは出てこなかったであろうアイディアとは何か」という点を、さらに深く咀嚼して考えていきたいと思います。
また、今回、多くの作品と接する中で意識したのは、「試してみたい」と思わせる物の強さがあるかどうか、です。
最終審査では、頭で捉えられる「UNLEARNING」を超える、身体的な「UNLEARNING」に期待したいと思います。

黒田 英邦(コクヨ株式会社 / 代表取締役社長)

一次審査を通じて改めて「これからの世の中はますます多様性に富んでいく」という確信に近い感覚を持ちました。それぞれの作品に反映された考えや価値観はとても多様で、「UNLERNING」というテーマを設定した手応えを得ることができました。
ファイナリストに選ばれた作品にはどれも大きな可能性があると感じています。実際に作ってみたらどうなるのか、どう見えるのかを、早く知りたい、試したい、という気持ちで、今は最終審査の日を待ち望んでいます。さらなるブラッシュアップを経たプレゼンテーションとプロトタイプに出会えることを期待しています。