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2020.12.25

コクヨデザインアワード2021 ファイナリスト決定!

コクヨデザインアワード2021は、2020年8月21日から10月19日まで、『POST-NORMAL』をテーマに作品を募集。1,401点(国内795点、海外606点)の作品をご応募いただきました。 各審査員は、事前にすべての応募作品を個人で審査し、推薦作品を決定。一次審査当日は、各審査員の推薦作品について、応募要項で定められた審査基準を念頭に、忌憚のない議論が交わされました。

その結果、最終審査に進む10組のファイナリストが決定しました。今後、最終審査は2021年3月13日(土)に実施され、同日に開催される表彰式にてグランプリと優秀賞が決定する予定です。また、作品の傾向や、最終審査に進む作品へのブラッシュアップの期待について、審査員の皆さんよりメッセージをいただいていますので、合わせてご覧ください。

最終審査と表彰式はYouTube Liveにてライブ配信します。配信URLは後日公開いたします。

〈 ファイナリスト 〉

作品番号 作品名 作者名
KDA2021-0589UCC-28584 質感認識にする鉛筆 Soh YunPing
KDA2021-0860YUU-48633 Ghost Beans Yuliia Polozova
KDA2021-0956VVV-34684 RAE Milla & Erlend(Milla Eveliina Niskakoski, Erlend Storsul Opdahl)
KDA2021-1017UHW-26025 コドモノギス 山浦晃司
KDA2021-1145VJJ-33892 パッケージなペン、ペンなパッケージ 長谷川泰斗
KDA2021-1171KPP-33486 NURIKAMI - 塗紙 - NEW+YOSHIOKA(坂本俊太、吉岡俊介)
KDA2021-1187MUJ-52939 drop 澤村大知
KDA2021-1268BND-26044 エル・メジャー 青木佳
KDA2021-1286XJJ-27293 MULTI COLOR VISION raw(石川菜々絵、畝見謙人)
KDA2021-1620AZZ-54706 学びに寄り添うマイボトル 松浦泰明

〈 審査員メッセージ 〉

  • 審査風景
  • 審査風景
  • 審査風景
  • 審査風景
  • 審査風景
  • 審査風景
  • 審査風景
  • 審査風景

植原 亮輔(KIGI 代表/アートディレクター・クリエイティブディレクター)

デザインには、アイデアだけではなく、フォルム、材質、素材などいろいろなポイントがあります。審査を通じて、便利さを追求してきたこれまでのプロダクトのあり方を反転させる視点や、古くから続く慣習を新しい視点で日常に溶け込ませるデザインなど、なるほどなぁ、と感じさせる気づきがありました。
とはいえ、プロダクトデザインとしてはまだ検討すべきことは多々残っています。最終審査に向けて、さらなる磨き上げを期待しています。

川村 真司(Whatever/チーフクリエイティブオフィサー)

バラエティ豊かな応募作品が集まった中で、次の三点を意識して審査しました。
①美しいデザインかどうか、②アイデアのジャンプがあるか、③テーマの理解と、それに対してデザインで解を出しているか。
選定された作品はどれもまだ「完成形」ではなく、プロトタイプの制作過程でよりリファインしていける作品だと思います。ファイナリストの皆さんにはここがスタートだと思って作品のクオリティアップをぜひ目指してほしいです。

田根 剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表/建築家)

「POST-NORMAL」というテーマを設定したことで、具体性を持った提案が昨年よりも多かったように感じた一方で、身近なモノのマイナーチェンジが目についたことも否めません。コクヨの特性を理解し、瞬発力よりも「スタンダード」や「質」にこだわった長期的な視点をもった作品を見つけ出したいと考えながら審査しました。
最終審査では「実物」が大きな審査の基準となります。「使う」視点だけではなく、デザインが抱える生産・流通・販売・消費・再生・環境など、大きな社会的視点もしっかり提案してほしいと思っています。

柳原 照弘(デザイナー)

「POST-NORMAL」の捉え方が応募者によって異なるがゆえに、作品のバリエーションも豊富だったという印象です。審査では、コクヨが商品化をする前提で、プロダクトとしての価値が生まれ得るかどうか、という視点にこだわって選びました。
審査員にもそれぞれ異なる視点がありますので、最終審査ではファイナリストの皆さんの個性を生かしたプレゼンテーションを期待しています。楽しみにしています。

渡邉 良重(KIGI/アートディレクター・デザイナー)

アイデアに留まらず、より具体的な提案が多く集まったように感じました。審査過程においては、「今の時代」に欲しいか、デザインとして優れているか、商品化できるか、発想が面白いか、といった視点を総合的に織り交ぜながら審査をしました。
最終審査では毎年驚くほど完成度が上がるので、今年も期待しています。作品がバラエティに富んでいるので楽しみです。