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2019.12.25

コクヨデザインアワード2020 ファイナリスト決定!

コクヨデザインアワード2020は2019年7月19日から10月18日まで、「♡」をテーマに作品を募集。1,377点(国内771点、海外606点)の作品をご応募いただきました。 各審査員は、事前にすべての応募作品を個人で審査し、推薦作品を決定。一次審査当日は、各審査員の推薦作品について、応募要項で定められた審査基準を念頭に、忌憚のない議論が交わされました。

その結果、最終審査に進む10組のファイナリストが決定しました。今後、最終審査は2020年3月14日に実施され、同日に開催される表彰式にてグランプリと優秀賞が決定する予定です。また、作品の傾向や、最終審査に進む作品へのブラッシュアップの期待について、審査員の皆さんよりメッセージをいただいていますので、合わせてご覧ください。

最終審査と表彰式は一般に公開しますので、ぜひ多くの方に足をお運びいただきたく考えております。
観覧募集は、表彰式は2020年1月14日(火)、最終審査は2020年2月8日(土)のAM10:00 より開始いたします。

〈 ファイナリスト 〉

作品番号 作品名 作者名
KDA2020-0176QEY-04061 課題炎上付箋 石川和也
KDA2020-0642OQB-26465 companon 今川千賀子
KDA2020-0671NAM-54707 Harmonious Symbiosis Jia ZiHao
KDA2020-1047MUS-53590 火どけい NEWPLAIN(有村大治郎、コエダ小林、守本悠一郎)
KDA2020-1182MHK-28886 FROM TREE TO FOREST Tuncay Ince
KDA2020-1226EMC-54750 オヤコゴコロ 山川洋平
KDA2020-1335NMT-50482 寄り添う棚 中野知木
KDA2020-1386MIH-28352 いつか、どこかで オバケ(友田菜月、三浦麻衣)
KDA2020-1560RNH-53242 Message Bento Indie Common Ground (Fan Weijian, Ho Dustin Pak Lam, Lee Yat Tin, Chong Stanley)
KDA2020-1752VLF-12695 オルゴールテープカッター 鳥山翔太、柳澤駿

〈 審査員メッセージ 〉

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植原 亮輔(KIGI 代表/アートディレクター・クリエイティブディレクター)

全体的な傾向としては「♡=優しさ、心があたたまる」といった解釈が多かったですが、人生、喜び、力、命、など「♡」が意味する方向性はもっと幅広くあると思います。最終審査に進む作品には、テーマに対してどうアプローチしていくか、さらなる深掘り、飛躍を期待したいです。
最終審査ではプロトタイプやプレゼンのわかりやすさも勝負の鍵を握ります。昨年のグランプリ作品もプロトタイプによって心を動かされました。今から楽しみにしています。

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川村 真司(Whatever/クリエイティブディレクター・チーフクリエイティブオフィサー)

僕はアワードの審査基準に加えて、3つの点を意識して審査しています。1. アイデア/着眼点の新規性。2. 便利もしくは楽しいか、そのどちらかで世の中の役に立つか。3. デザインのクラフトが美しいか。
「♡」そのままのアイデアも多くテーマの難しさを感じていますが、逆にちゃんと「♡」を解釈してくれた作品は芯のある良いアイデアが多かったように思います。
正直なところ現時点で突出した作品はなく、かなり横一線のセレクトになっているので、最終審査までのアイデア、デザインの精緻化と、プロトタイプの出来栄えがとても重要になるので、ぜひ頑張ってほしいです。

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田根 剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表/建築家)

今回のテーマは「♡」の意味をアイデアに変える段階で、形に引っぱられる提案も多くありました。その一方で、情緒性の高い提案も多く、審査でも議論を進める中で可能性が開けてきたように感じています。
私自身はプロダクトとしてのモノ=機能またはモノ=使い方を超えた更なる魅力があるかを意識して審査しました。最終審査ではアイデアだけでなく、実現するための技術・美意識・素材・工程も含めた総合的なクオリティーを期待しています。

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柳原 照弘(デザイナー)

「♡」というテーマを意識してポエティックな魅力があること、物に背景や物語があること。そしてコクヨとして作る意味があること、売れるものになることを意識して審査しました。
ファイナリストの方々には、物の背景をきちんと語れる場を作ってほしいと思います。「♡」を感じる熱いプレゼンテーションを期待しています。

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渡邉 良重(KIGI/アートディレクター・デザイナー)

新しい視点の作品、商品化されると嬉しい作品を特に意識して審査をしました。ファイナリストに残ったものは優しさの中にもウィットに富んだ発想のものが選ばれたように思います。他の審査員と議論をしながらだんだん絞られていく過程が例年以上に面白く感じました。
最終審査に向けては、やはりどのようにプロトタイプができてくるか、プレゼンを組み立ててくるかが楽しみです。今の段階ではどれが賞に選ばれるかわからない状況なので、これからのブラッシュアップに期待します。