審査員

川村 真司

川村 真司/ Masashi Kawamura

Whatever
チーフクリエイティブオフィサー
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川村 真司/ Masashi Kawamura

Whatever
チーフクリエイティブオフィサー

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BBH、180、Wieden & Kennedyといった世界のクリエイティブエージェンシーでクリエイティブディレクターを歴任後、クリエイティブ・ラボPARTYを設立。 そこでクリエイティブディレクターであると同時にPARTY NY及びTaipeiのCEOを兼任し全てのグローバルビジネスを担当した後、2019年新たなクリエイティブスタジオWhateverを設立し、チーフクリエイティブオフィサーに就任。 数々のグローバルブランドのキャンペーン企画を始め、プロダクトデザイン、テレビ番組開発、ミュージックビデオの演出など活動は多岐に渡る。 カンヌ広告祭をはじめとした世界の数々の賞を受賞し、アメリカの雑誌Creativityの「世界のクリエイター50人」やFast Company「ビジネス界で最もクリエイティブな100人」、AERA「日本を突破する100人」などにも選出されている。

誰もが当たり前だと思っているデザインは、それが考えられた段階における必然だったはずですが、今の目線で見直してみたら、もしかすると全く違うデザインになるかもしれません。
また、モノだけではなく、解決したいと思っている問題の捉え方そのものについても、果たしてその捉え方でいいのかを一度疑ってみる必要があるかもしれません。
未来が見通せない今だからこそ、自身の固定観念や社会の既成概念を打ち払い、改めてデザインに向き合ってみようというのが今回のテーマです。
根源的な投げかけをしている分、アイデアの振り幅は大きくていい。
「そう来たか」、「そんな風に『UNLEARNING』するのか」と審査員を悔しがらせるくらいのアイデアを期待しています。

田根 剛

田根 剛/ Tsuyoshi Tane

Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表
建築家
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website : at-ta.fr/

田根 剛/ Tsuyoshi Tane

Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表
建築家

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建築家。1979年東京生まれ。Atelier Tsuyoshi Tane Architectsを設立、フランス・パリを拠点に活動。場所の記憶から建築をつくる「Archaeology of the Future」をコンセプトに、現在ヨーロッパと日本を中心に世界各地で多数のプロジェクトが進行中。主な作品に『エストニア国立博物館』(2016)、『新国立競技場・古墳スタジアム(案)』(2012)、『Todoroki House in Valley』(2018)、『弘前れんが倉庫美術館』(2020)など多数。フランス文化庁新進建築家賞、ミース・ファン・デル・ローエ欧州賞2017ノミネート、フランス国外建築賞グランプリ2021、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数受賞 。著書に『田根 剛 アーキオロジーからアーキテクチャーへ』、『TSUYOSHI TANE Archaeology of the Future』(いずれもTOTO出版)など。

これからの未来とはどのような未来なのか。
地球の上で暮らし、地表の豊かさや恵みを享受してきたからこそ、世界中で開発される地中の化石エネルギーを消費し続けるような活動を私たち自身のマインドから変えていかなければ、これからの豊かさはもうないでしょう。
これまでの知識や能力や経験というのはどうしても時間と共に積み上がってしまいます。
しかし、いままでの常識や慣習を一度を手放し、全てをゼロの状態に戻して、どういう未来を描きたいのかを考えてみること。
『UNLEARNING』とは、既存の価値にはない、自分自身が本当に喜べることは何なのかを突き詰めたマインドが、キーコンセプトだと思っています。
豊かな未来への希望を感じ、美しい細部にまでこだわった名作を期待しています。

柳原 照弘

柳原 照弘/ Teruhiro Yanagihara

デザイナー
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website : teruhiroyanagihara.jp/

柳原 照弘/ Teruhiro Yanagihara

デザイナー

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1976年香川県生まれ。 デザイナー。 2002年自身のスタジオを設立。デザインする状況をデザインするという考えのもと、空間からプロダクトまで国やジャンルの境界を超えたプロジェクトを手がける。
現在、大阪、フランス、オランダ、デンマークを拠点に活動。作品所蔵:Stedelijk Museum Amsterdam (オランダ アムステルダム 現代美術館)、CNAP(フランス国立造形センター) パーマネントコレクション等。
共著に「リアルアノニマスデザイン」(学芸出版)、「ゼロ年代11人のデザイン作法」(六曜社)等。

『UNLEARNING』には、全く新しいものを作るというよりもむしろ、これまであったものを改めて見直したり、違う価値観で見てみたり、視点を変えて見てみる、という意味もあります。
たとえば、今回の『UNLEARNING』のキービジュアルで使っているリソグラフという技法は、もともと日本の会社が開発した印刷技術ですが、単色の印刷で表現が制限されていた技法でした。しかし近年、海外でその制限の中での表現を面白いと感じたデザイナーやアーティストによって新しいクリエイティブが次々と生まれています。
これはあくまで一例ですが、今、世界が大きく変わろうとするからこそ、『UNLEARNING』は国籍、年齢、性別、いろんなものを超えて必要になってくるキーワードだと思います。
新しい価値観を創出するようなアイデアを期待しています。

吉泉 聡

吉泉 聡/ Satoshi Yoshiizumi

TAKT PROJECT 代表
デザイナー
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website : taktproject.com/

New Judge’s Interview

吉泉 聡/ Satoshi Yoshiizumi

TAKT PROJECT 代表
デザイナー

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デザインを通して「別の可能性をつくる」実験的な自主研究プロジェクトを行い、国内外の美術館や展覧会で発表・招聘展示。
その成果をベースにクライアントと多様なプロジェクトを展開している。
主な受賞に、Dezeen Awards Emerging Designers of the year 2019、Design Miami/ Basel Swarovski Designers of the Future Award 2017、iF Design Award、Red Dot Design Award、German Design Award、第25回桑沢賞など。また作品は、香港の美術館M+に収蔵されている。

『UNLEARNING』には2つの視点があると思います。一つは、応募者自身が『UNLEARNING』して新しい視点や解釈でモノを作るということ。
もう一つは、作られたモノが、触れる人の認識や心の在り様を『UNLEARNING』するきっかけになるということ。
今の世の中には後者の視点が足りていないと感じているので、その点でどのような提案が集まるのか楽しみにしています。
また、プロダクトデザインのコンペにおいて、アイデアの良し悪しはとても重要ですが、同時に、モノとしての素材感や状態も重要だと思います。頭の中にあるアイデアを実際にイメージしている素材で形にしてみると、そのプロセスを通じて当初考えていた以上のことを発見できたりします。
それぞれの試行錯誤が見える素晴らしい提案に出会えることを楽しみにしています。

黒田 英邦

黒田 英邦/ Hidekuni Kuroda

コクヨ株式会社
代表取締役社長
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黒田 英邦/ Hidekuni Kuroda

コクヨ株式会社
代表取締役社長

2001年4月コクヨ株式会社入社、オフィス家具部門の法人営業、経営企画部長、コクヨファニチャー(株)代表取締役社長を経て、2015年よりコクヨ株式会社 代表取締役社長に就任。2021年2月、長期ビジョンを発表し、企業理念を「be Unique.」に刷新。変化する顧客ニーズを捉えて、働き方や学び方の新しい体験を次々と生み出していくことで、持続的な成長の実現に取り組んでいる。

パンデミックによって、地球や社会が抱えていた問題がより一層浮き彫りになりました。
ただひたすら世の中の「便利さ」や「新しさ」を追求する価値観の先に果たして豊かな未来があるのか、企業としても、個人としても、考えるべきタイミングだと感じています。
人々が一律の価値観で生きていくのではなく、それぞれ異なる自分らしい生き方を選択し、その中で何を求めるのか。ぜひ今までの「当たり前」をいったんゼロベースにしてみてください。
このアワードを皆様と共に未来を考え、変えていくきっかけにできればと思います。多くの皆様からのチャレンジをお待ちしています。