審査員

植原 亮輔

植原 亮輔/ Ryosuke Uehara

KIGI 代表
アートディレクター・クリエイティブディレクター
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website : www.ki-gi.com

植原 亮輔/ Ryosuke Uehara

KIGI 代表
アートディレクター・クリエイティブディレクター

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1972年北海道生まれ。多摩美術大学デザイン学科卒業。DRAFTを経て、長年協働して来た渡邉良重とともに2012年にKIGIを設立。企業やブランドのアートディレクション、プロダクトデザインのほか、滋賀県の伝統工芸の職人達とブランド「KIKOF」を立ち上げるなど、クリエイションの新しいあり方を探し、活動している。2015年東京・白金にオリジナルショップ&ギャラリー「OUR FAVOURITE SHOP」をオープン。展覧会やイベント等を企画し、クリエイションの発表の“場”を作る活動にも力を入れている。東京ADCグランプリ、会員賞、第11回亀倉雄策賞等を受賞。2017年7月に宇都宮美術館で大規模個展「KIGI WORK & FREE」を開催。2018年、越後妻有アートトリエンナーレ2018 大地の芸術祭<方丈記私記>に「スタンディング酒BAR・酔独楽」を出品。

テーマを敢えて言葉ではなく記号にしたのは、言葉にとらわれず、皆さんの想像力をフル活用してもらいたいと思っています。
愛なのか、命なのか、人生なのか、癒しなのか、
また、商品自体が♡なのか、使用した結果が♡なのか、
想像力が問われるテーマです。
様々な物事がスピードを増して生まれ、消化され、一瞬で過ぎていく昨今。
また、様々な人や企業、情報が網目模様のように複雑に繋がったり、絡まったりしている時代でもあり、ひとつひとつを順番に紐解く作業よりも、イマジネーションによって一気に問題解決することを必要とされている気がしてならない。
♡から生まれる皆さんのイマジネーションに期待しています。

川村 真司

川村 真司/ Masashi Kawamura

Whatever
クリエイティブディレクター・チーフクリエイティブオフィサー
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website : whatever.co/

川村 真司/ Masashi Kawamura

Whatever
クリエイティブディレクター・チーフクリエイティブオフィサー

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Whateverチーフクリエイティブオフィサー/共同創設者。Whateverを始める以前はクリエイティブ・ラボPARTYの共同創設者/エグゼクティブ・クリエイティブディレクターと同時にPARTY NY及びTaipeiのCEOを兼任し、全てのグローバルビジネスを担当。数々のブランドのグローバルキャンペーンを始め、プロダクト、テレビ番組開発、ミュージックビデオの演出など活動は多岐に渡る。カンヌ広告祭をはじめ数々の賞を受賞し、アメリカの雑誌Creativityの「世界のクリエイター50人」やFast Company「ビジネス界で最もクリエイティブな100人」、AERA「日本を突破する100人」などに選出されている。

僕自身審査員になってまだ3度目なのですが、近年はアワードのテーマが、提案性を促すようなヒントを含んだ方向のものになっていっているように感じていました。今年は、審査員が二人も新しく加わるのを機に、ちょっと違った方向で、より発想の軸を応募者に委ねるような柔軟性が高いテーマを提案してみました。それによって、より広い解釈の多様な作品が集まることを期待しています。
ともかく色々な意味に取れるテーマなので、まずは自分が♡とどう向き合ったのか、何を伝えたいのかをしっかり構築した上でアイデアをデザインに落とし込めるかが肝になってくるかと思います。テーマが広いが故に、逆に自らのテーマの解釈をきちんと説明できることが大事になってくる気がしています。
♡という記号は言葉に頼らず世界中で理解されているコンセプトです。コンテキストに縛られず、より広くグローバルからの応募が増えたらいいなぁ、と期待しています。と同時に、♡は様々な意味を内包していますし、それは国や文化背景によって解釈の違いが広がるようにも思います。そんな多様性に富んだ応募を期待しています!

田根 剛

田根 剛/ Tsuyoshi Tane

Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表
建築家
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website : at-ta.fr/

田根 剛/ Tsuyoshi Tane

Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表
建築家

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建築家。1979年東京生まれ。Atelier Tsuyoshi Tane Architectsを設立、フランス・パリを拠点に活動。現在ヨーロッパと日本を中心に世界各地で多数のプロジェクトが進行している。主な作品に『エストニア国立博物館』(2016年)、『新国立競技場・古墳スタジアム(案)』(2012)、『LIGHT is TIME 』(2014年)、『Todoroki House in Valley』(2018年)、『(仮称)弘前市芸術文化施設』(2017-)など。フランス文化庁新進建築家賞、ミース・ファン・デル・ローエ欧州賞2017ノミネート、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞、アーキテクト・オブ・ザ・イヤー2019など多数受賞 。2012年よりコロンビア大学GSAPPで教鞭をとる。

今年初めて参加させていただき、審査員として自分だったらどういったチャレンジをしたいか想像しながらテーマの議論に参加しました。建築という領域や、海外を拠点にしていることなど、自分が加入したことで、今までとは違う発想やアプローチを引き出したいなと思っています。
コンペには夢があります。デザインの良し悪しではなく、アイデアひとつで、すごい才能が来た!これはマズイ!と思わせてくれるような環境を作りたくて、今回「♡」というテーマを設定しました。言葉ではないひとつの記号から想像を広げ、驚きを与え、予想を裏切り、直感的な力強さがあるものを期待しています。審査する側は真剣です。単純に作品を受け入れるだけでなく、応募者の意識になかった、思いも寄らないようなところまで、作品の価値を未来へと引き出していくような緊張感のある姿勢で臨むつもりです。
コンペティションとは、ある一つのアイディアから未来が生まれるチャンスです。夢のあるアイデア、挑戦したい気持ちを携え、世界の舞台へ挑戦する一歩を踏み出してほしいです。

柳原 照弘

柳原 照弘/ Teruhiro Yanagihara

デザイナー
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website : teruhiroyanagihara.jp/

柳原 照弘/ Teruhiro Yanagihara

デザイナー

website : teruhiroyanagihara.jp/

1976年香川県生まれ。デザイナー。2002年自身のスタジオを設立。
デザインする状況をデザインするという考えのもと、空間からプロダクトまで国やジャンルの境界を超えたプロジェクトを手がける。クリエイティブディレクターとして家具ブランド KARIMOKU NEW STANDARD, 陶磁器ブランド 1616/ arita japan, 2016/ 等の新規ブランド立ち上げに参加。作品所蔵:Stedelijk Museum Amsterdam (オランダ アムステルダム 現代美術館)、CNAP(フランス国立造形センター) パーマネントコレクション等。共著に「リアルアノニマスデザイン」(学芸出版)、「ゼロ年代11人のデザイン作法」(六曜社)等。

私も若い頃にコンペティションに参加した経験がありますが、プロダクトは自分のアイディアだけでデザインできるのではなく、企業や消費者が何を求め、自身が何を提案するか、その双方の関係性の中から生まれてくるものだと、実感する機会となりました。
コクヨという企業は、一般的には歴史のある、少し堅いイメージがあるかもしれませんが、実際は柔軟で発想力のある企業です。単なる商品開発とは異なる切り口で、大胆にコクヨの印象を変えていきたいのです。「♡」というテーマについても、コクヨがどういった課題と向き合っているのかを、ぜひ考えてみてほしいと思います。
受賞後の商品化は、コクヨが一方的に作るのではなく、どう市場に展開していくか、コクヨと受賞者が互いにチャレンジしていく取り組みになっているようです。夢が叶うというよりは、夢を共有するような関係性で、コクヨも審査員も応募者もお互いが成長できるコンペティションでありたいですね。

渡邉 良重

渡邉 良重/ Yoshie Watanabe

KIGI
アートディレクター・デザイナー
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website : www.ki-gi.com

渡邉 良重/ Yoshie Watanabe

KIGI
アートディレクター・デザイナー

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1961年山口県生まれ。山口大学卒業。DRAFTを経て植原亮輔とともに2012年にKIGIを設立。
グラフィックデザインのほか、D-BROSの商品企画、ほぼ日とファッションブランドCACUMA、滋賀県の伝統工芸職人とプロダクトブランドKIKOFを立ち上げるなど、プロダクトやファッションデザインも手掛ける。プライベートでも制作をし展覧会を開催、作品を発表している。2015年東京・白金にてショップ&ギャラリー「OUR FAVOURITE SHOP」をオープン。絵本「BROOCH」「UN DEUX」「ジャーニー」や作品集「キギ/KIGI」「KIGI_M」をリトルモアより刊行。東京ADCグランプリ、第19回亀倉雄策賞等受賞。

♡から連想するものはいろいろある。
ワクワクするような明るいイメージ、
人と繋がるような優しいイメージ、
悲しい時に助けになるような光のようなものかもしれない。
また、逆に?というような発想もあるかもしれない。
瞬時に♡を感じるもの、じわじわそれを感じられるもの。
何を作りたいか想像するのは楽しそうだ。
生まれ育った場所や環境によって見てきたもの、感じ、考えてきたことは違う。
いろんな地域、いろんな国からの発想を見てみたい。
たくさんの応募をお待ちしています!

黒田 英邦

黒田 英邦/ Hidekuni Kuroda

コクヨ株式会社
代表取締役 社長
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黒田 英邦/ Hidekuni Kuroda

コクヨ株式会社
代表取締役 社長

2001年4月コクヨ株式会社入社、オフィス家具部門の法人営業、経営企画部長、コクヨファニチャー(株)代表取締役社長を経て、2015年よりコクヨ株式会社 代表取締役社長に就任。『コクヨは、商品・サービスを通じて、顧客の創造性を向上する価値を提供することにより、人々のより良い はたらく・まなぶ・生活する "Quality of Lifeの向上"を実現し、社会の役に立つLife & Work Style Companyを目指す』を、コクヨのありたい姿として掲げ、2019年より『持続的な成長力の獲得』を基本方針とした第2次中期経営計画に取り組んでいる。

『♡』は、想定外の作品に出会いたいという思いで掲げた、コクヨにとっても挑戦的なテーマです。
コクヨデザインアワードは、創設以来コクヨや社会全体にとって新しい価値を生み出す作品を求める中で、特に近年はストーリーやシーンを丁寧に提案できていることを重視してきました。今回は少しベクトルを変えて、応募者のインスピレーションやイマジネーションをより大胆に引き出したい、という狙いがあります。
コクヨが手がける文具・家具・道具類はその機能性を中心に語られることが多い分野ですが、世の中の価値基準がより個々人の感情を揺さぶることへの広がりを見せている中で、直感的に魅力を感じてしまうような、そんな勢いや爆発力のある作品も見てみたいという思いです。
個人の想像・創造の余地を残した、ニュートラルな記号としての『♡』。ぜひ自由に発想の幅を広げていただき、審査員が驚き、目が♡になってしまうような、思い切ったアイディアをぶつけてください。2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されるなど、皆さんにとってもコクヨにとっても新しいページをひらくチャンスを持った年になるでしょう。あなたの考える『♡』でぜひ勝負してください。