重役の達人

 

OPEN! 社員と同じ目線で話す重役になる特ワザ

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「止まり木」としての役員室とは

どんなにオープンな姿勢を見せても、役員室というのは若者にとっていささか縁遠く、ハードルの高いものかもしれません。こちらはマネジメントタイプの椅子とデスクでどっしりと座っているのですから、訪れる人は自然に「直立不動」を求められているようなものです。

こうしたときの究極の達人ワザは、役員も立ってしまうことでしょう。立って仕事をすると雑念が排除され、意外に集中しやすいという利点もあります。しかし、まさかずっと立って仕事をするわけにもいきません。

●ハイテーブルのある社長室

社長室
(c)Space-J Co.,Ltd.

そこで、使うのがハイテーブル。一般のワークテーブルは、60〜70cmの高さですが、110cmぐらいの高さのテーブルを使えば、立っている人と目の高さが揃います。これなら入ってきたスタッフも話しかけやすく、緊張感を減らすことができるでしょう。ハイテーブルをはさんだ反対側に来客用のハイスツールを置けば、来訪者もちょっと腰掛けて落ち着いて話せます。

バーカウンターを「止まり木」などと言いますが、このスタイルはまさしく止まり木タイプの役員室。止まり木の良いところは、コミュニケーションのとりやすさと、集中して仕事しやすいところです。ワークテーブルについてノートパソコンにLANケーブルをさせばその瞬間に臨戦態勢。低い椅子とデスクに比べて、姿勢が固定されやすいので、短時間に集中して仕事を処理するには非常に適しています。

これは、個室で過ごす時間が比較的短い、飛び歩きタイプのワークスタイルに適したもの。社内外を自在に動き、会議、営業、現場への指示を行う。メールのチェックなどもノートパソコンで出先で済ませてしまう。お客様の応対は応接会議室で行います。役員室の止まり木には、合間にちょっと立ち寄って、収集した情報の整理格納をし、また飛び出していくという感じ。今や多くの役員は、こうしたスタイルになっているはず。

これではじっくり考えられない、という向きには、オープンテーブルを使い、資料を広げたり本を読んだりできるようにしておくと良いでしょう。頭を明晰にする美味い冷水とコーヒーが自由に飲めることも大切な仕事環境です。早く出社して朝の時間を有効に使えば、止まり木タイプの役員室はより有効に機能するでしょう。

下でご紹介している「アテーザ」リフレッシュテーブルやスツールは、その名の通り本来気分転換用のもの。止まり木のイメージとしてご紹介しています。実際には、オーダーで良いサイズのデスクとチェアを仕立てることになります。役員のワークスタイルは、既製品を使わず、オーダーによって理想的な形を練り上げるにふさわしい価値あるものなのです。

円卓は役員会議室のトレンド