掃除の達人

 

デスクの足まわりをきれいに保つには?

普段の整理整頓が行き届いていれば、年末の大掃除でやることは実にシンプル。1年のホコリを払ってカレンダーをかけ替えるだけです。

オフィスでホコリがたまるポイントは限られています。キャビネットの上面、あまり手が触れない棚の小物、デスクの足回りといったところです。お客様の目に触れる場所の商品サンプルにほこりがたまっているなどは感心しません。ホコリはデコボコに着くものです。キーボードの透き間など、デコボコのあるところには、ホコリがたまると思わなければいけません。キャビネットの上面に、古い図面の紙筒などを置きっぱなしにしていると、それを取り巻くようにホコリがたまってくるのです。

また、足元にはホコリがたまります。土足のオフィスが多いので、これは仕方のないことです。昔、石の上に寝床を作って寝ていたヨーロッパ人は、靴が持ち込む土ボコリを避けるためにベッドを生み出した、と言われています。床上30センチぐらいまでの高さには、靴が持ち込んだ土ボコリがいつも舞っていると考えてください。

特にデスクの足元は靴を蹴り込む上、配線がデコボコと通っていたりして、ホコリがたまる条件が揃っています。そこにパソコンの本体を置いていると、トラブルの元。多くのパソコンには冷却用のファンがあり、空気の流れを作っているので、ホコリを吸い込む流れができてしまいます。CPUスタンドを使えば、少しでも下のホコリを吸い込むことを避けられるだけでなく、本体を動かすのも簡単になるので、裏の配線にホコリがたまるのも防ぎやすくなります。

デスクの裏にうっそうとホコリがたまるのは、配線などに付着しやすいからです。無駄な長さのケーブルが余ってとぐろを巻いていると、そこにホコリがたまります。たまっているだけなら、まあ年に何回か大掃除するからいいや、ということですが、乾燥したホコリは火がつきやすく、コンセント部分から発火する恐れもあります。また、たまったホコリが足で巻き上げられると、健康にも良くありません。

こうした問題を減らすには、まず、配線をすっきりと適切な長さにすること。計画的な配線で無駄な長さのケーブルを使わないこと、ケーブルホルダーなどに巻き取って、余りを放置しないことです。また、OAタップなどを適切に使い、手元でプラグの抜き差しができるようにすれば、手の届かない場所のコンセントにホコリがたまることが避けられます。

配線がすっきりとすれば、ホコリが積もりにくくなるだけでなく、掃除機やモップも届きやすくて同じ労力でも掃除が行き届きやすくなるのです。

年末の大掃除は、仕事始めのためにある