経営方針

対処すべき課題


 今後の経済情勢につきましては、わが国においては金融政策の転換や景気刺激策等の政策発動によって低迷した経済の蘇生が期待されるものの、世界的な景気変動局面が当面続くものと見られることから、予断を許さない環境で推移するものと見られます。
 また、わが国の人口減少に伴う内需縮小により、従来の市場環境における中長期的な成長は期待できない見通しであります。
 このような状況において、当社グループは、長期ビジョンである「“国の誉れ”から“アジアの誉れ”へ」の下、「2020年海外売上高比率30%」を目指し、お客様の期待値を上回り続けることで、「国内市場で圧勝、海外市場で勝ち進み、お客様に選ばれ続ける“真のアジア企業”」を目指しており、国内・海外において前年からの戦略を引き続き推進してまいります。
 国内市場におきましては、元来の強みであるバリューチェーンを磨き直し、成熟市場の中でシェアの拡大を図ってまいります。
 海外市場におきましては、中国・インドおよびベトナムにおいて構築したバリューチェーンを活用し、各国の内需獲得を目指して更なる成長を図ってまいります。

各セグメントの対処すべき課題は下記の通りです。

〔ステーショナリー関連事業〕

 ステーショナリー関連事業におきましては、国内では、「お客様に商品が選ばれ続ける圧倒的な存在」になること、海外では、「中国、インドおよびベトナム各国においてNo.1のメーカー」へと成長することにより、「アジアNo.1ステーショナリーメーカー」としての地位を確立することを目指してまいります。
 国内市場におきましては、商品ポートフォリオ(構成)の最適化による、高付加価値商品の開発と既存商品の価値拡大に努め、成熟市場の中でシェアの拡大および収益の向上を図ってまいります。
 海外市場におきましては、中国において、何如文化用品(シンセン)有限公司の設備、流通網およびブランド力に、当社グループの生産力や技術力を組み合わせて強固なバリューチェーンを築くとともに、販売エリアの拡大や新商品の投入を図ってまいります。
 インドにおきましては、市場規模の大きいエリアへの集中的な販売活動を実施するとともに、生産調達体制の見直しにより売上拡大および収益性の改善を図ってまいります。
 ベトナムにおきましては、販売エリアの特性に合わせた商品の投入および販路拡大により収益性の改善を図ってまいります。

〔ファニチャー関連事業〕

 ファニチャー関連事業におきましては、お客様のニーズに対応したバリューチェーンを構築することで、収益の拡大を図ってまいります。
 国内市場におきましては、お客様のニーズに合わせたマーケティングを実行し、民間オフィスをはじめ、医療、教育および官公庁市場におけるシェア拡大を図ってまいります。また、生産調達体制の最適化や経費削減を推進し、収益の確保を図ってまいります。
 海外市場におきましては、中国の上海フラッグシップショールームを起点に、ターゲット顧客であるハイセグメントおよびミドルハイセグメントのお客様へ積極的な販売活動を推進いたします。また、実用的な機能と感性に訴えかけるデザインを両立させた「People+Design」をコンセプトとした商品ラインアップの拡充を図ってまいります。

〔通販・小売関連事業〕

 通販事業におきましては、「カウネット」において、「選び抜かれた品揃え」をコンセプトに、商品の特徴や価格等の訴求ポイントが一目で分かる他社にはない選びやすいカタログを提供し、「選ばれ続けるカウネット」を目指してまいります。
 小売(インテリア・生活雑貨の販売)事業におきましては、「アクタス」や「ザ・コンランショップ」を通じて、お客様のこだわりのライフスタイルを実現するための商品・サービスを提供し、生活に「上質感」と「感動」をもたらす価値を提供してまいります。また、マーチャンダイジング(商品政策)の強化や既存店舗の集客力の向上、購買力の高い地域への新規出店を推進することで、収益の拡大を図ってまいります。

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