エコクリトライアル

フラクタル日よけ

樹木の葉の形に学んだ幾何学の日よけ

夏の日の木陰がひんやり涼しいのはどうしてだろう?

そんな疑問を発想のヒントに酒井敏・京都大学教授が開発したのが、たくさんの小さな三角形を並べた「フラクタル日よけ」です。

日よけは普通、一枚の大きな面で日差しを遮るため、熱が逃げにくく日よけそのものが熱くなってしまいます。

つまり、日差しは防げても暑さまでは防げない状態でした。

しかしこの「フラクタル日よけ」では、入り組んだ海岸線や樹木の葉の形など、自然界に多く見られる図形を幾何学的に考える概念「フラクタル」を採用。

1つ1つの日よけの表面積を小さくしてフラクタルに並べることで、熱を吸収しにくく風通しもよい、木の葉のような新しい日よけが生まれました。

水もエネルギーも使わずに、都市を冷やすための画期的な方法としても注目されています。

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