~同志社大学の三木光範教授と共同研究~

「知的照明システム」の実用化実験を開始

発表日:2008/11/18

記載の内容は発表時のものです。

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  コクヨ株式会社(本社:大阪市、社長:黒田章裕)は、同志社大学大学院工学研究科教授の三木光範氏と共同で、オフィスワーカーの知的生産性や創造性の向上と、オフィス照明設備の消費電力量削減を目的に、日本初のLEDを採用したオフィス用照明「知的照明システム(※)」の実用化実験を、2008年11月20日より開始します。

実用化実験をおこなう「知的照明システム」は、三木光範氏が開発した照度センサーと連動して自律分散制御をおこなう照明システムに、当社が研究を進めているクリエイティブワークスタイルの仮説に基づいたワークモードを設定し、個人のパソコンから仕事の内容に合わせて、最適な照明環境を作り出すことができる次世代のオフィス照明です。
あらかじめ設定されているワークモードの他にも、パソコン上のインターフェイスから自在に照度や色温度を変更することができます。また、LEDの採用と照明環境の個別最適化によって、オフィス内の天井に均一的に配置された蛍光灯照明と比較して、オフィス照明の消費電力量の半減を目指します。
 
 
今回の実用化実験では、当社のオフィス家具製品で構成したフレーム空間(縦3.7m×横3.7m×高さ2.2m)3スパンに、合計24台のLED照明器具を設置して、ワークシーンと適正な光環境、ワーカーの属性と選好照度、オフィス環境下でのシステム検証および消費電力量削減の検証をおこないます。
なお、今後は本照明システムの実用化実験の検証とともに、商材化を目指します。

※2004年、三木光範氏が開発した、調光可能な照明器具を、照度情報を送受信する照度センサーと連動したコンピュータネットワークで接続し、照明の照度や色温度を適応的近傍アルゴリズムで最適化するシステム。
写真: 「知的照明システム」の実用化実験
 
  ○実証実験開始日: 2008年11月20日
○実証実験場所: コクヨ東京ショールーム内 「エコライブオフィス品川」
 
  「知的照明システム」の特長  
 
1.生産性や創造性の向上と省エネルギーを同時に実現
ワーカーは、「知的照明システム」により、仕事の内容や個人の状態に合わせた光環境を簡単な操作で選択することができます。これにより、ワーカーの知的生産性や創造性の向上が期待できるとともに、従来の蛍光灯を用いた照明設備と比べて、消費電力量50%削減を目指しています。
 
 
2.既存のオフィス空間でも実用化が可能
今回の実証実験は、本照明システムを当社オフィス家具製品の空間構築家具「アドステージ」で構成しました。「アドステージ」は、オフィス空間に自立して空間構成をおこなうことができるため、建築付帯設備である天井照明に手を加えることなく、単独でオフィスに本システムを導入することができます。
 
  ○三木 光範(みき みつのり) 氏のプロフィール
1978年大阪市立大学大学院博士課程修了、工学博士。大阪府立大学工学部航空宇宙工学科助教授などを経て、1994年同志社大学工学部知識工学科教授。専門分野は最適設計および並列処理。2004年4月に大学発のベンチャー企業として株式会社インテリジェント・ソリューションズを設立、その代表取締役でもある。
2006年度から、分散最適化アルゴリズムを活用した知的照明システムの研究成果を実用化すべく、大手企業36社と知的オフィス環境コンソーシアムを組織し、オフィスの知的生産性を高め、大幅な省エネルギーを達成するための技術開発に取り組んでいる。
 
   【お問い合わせ先】
   コクヨお客様相談室;0120−201594
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