~環境配慮の意識変革を導く実験オフィスが始動~

CO2削減を目指す「エコライブオフィス品川」を開設

発表日:2008/11/18

記載の内容は発表時のものです。

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  コクヨ株式会社(本社:大阪市、社長:黒田章裕)は、オフィスにおけるCO2排出量の削減をするとともに、環境を意識しながら創造性・生産性を高めることを目指す実験オフィス「エコライブオフィス品川」を、2008年11月20日よりコクヨ東京ショールーム内に開設し、検証実験を開始します。また、同オフィスを企業経営者層などへ提案する拠点として活用していきます。

今回開設する「エコライブオフィス品川」は、オフィスにおける省エネルギー設備だけではなく、オフィスの快適性よりも環境負荷の軽減を重視し、新たな環境配慮のワークスタイルを取り入れた実験オフィスです。
実験オフィスでは、環境を意識した「エコワーカー」への意識変革を導く執務環境のなかで、自社社員が被験者となり、自らの工夫で創造性や生産性をより向上させながら、CO2排出量の削減をおこないます。
実験オフィスの省エネルギー設備は、省エネルギー空調/照明システム、エネルギー監視システムなどを導入し、さらに、オフィス内には自然採光と自然換気を取り入れるとともに、屋上に植栽や水盤など自然環境を取り入れた執務エリアを設けて、オフィス全体の消費電力量の削減をおこないます。
 
 
また、新たな環境配慮のワークスタイルは、クリエイティブな仕事でおこなわれる「感じとる」「アイデアを出す」「形にする」「発信する」という四つのフェーズと、四季の変化を組み合わせたワークスタイル「適業適季」を商材開発のプロセスとして導入し、スピードとクオリティーを高めてオフィスの活用時間を削減します。
本オフィスでのCO2排出量は、各種省エネルギー設備の導入効果や新たなワークスタイルの実践、エネルギー使用量を常に意識した行動と工夫で、当社従来比で年間約41.5%の削減をおこないます。
なお、本実験内容は、提供価値の検証をおこない、将来、商品化やサービス提供を目指します。
写真: 自然と対峙した執務エリア「ガーデン」
 
  ○「エコライブオフィス品川」開設日: 2008年11月20日
○年間CO2排出量の削減量 : 当社従来比で約41.5%削減(約56トン)
 
  「エコライブオフィス品川」の特長  
 
1.省エネルギー設備の導入
・省エネルギー空調システム
実験オフィスの空調設備は、オフィス内ワーカーの在・不在を検知して、風量をコントロールすることにより、従来の空調機器に比べて、約21%の消費電力量(CO2排出量14トン)の削減をおこないます。

・省エネルギー照明システム
実験オフィスの照明設備は、消費電力の低いLED照明設備をベース照明として全面的に導入します。又、空調システム同様、オフィス内ワーカーの在・不在を検知して照度をコントロールすることにより、従来の照明設備に比べて、約60%の消費電力量(CO2排出量25トン)の削減をおこないます。
写真: ガーデン
 
 
・自然採光と自然換気
オフィスエリア中央部に設けられたトップライト(4,500mm×4,000mm)と、屋内とガーデンとの境界に設けられたセンサーによる自動開閉機能付きのサッシにより、オフィス内に外光や外気を取り入れた換気をおこないます。オフィス内の照明や空調設備の無駄な稼動を抑えて、省エネルギー設備とともに、オフィス全体の消費電力量の削減をおこないます。

・LEDを用いた「知的照明システム」の導入
同志社大学理学部教授の三木光範氏との共同研究により、センサーでオフィス内の照度や色温度の制御をおこない、エネルギー消費を抑えながら様々な業務に最適な照明環境を実現する「知的照明システム」を、自社の空間構成用家具にLED照明を組み込み、初めて実用化しました。

・ガーデン
実験オフィスでは、屋外に設けられた「ガーデン」もワーカーがあたりまえに働くワークスペースとして考えています。四季の変化の中で、快適な春や秋だけではなく、厳しい環境の夏や冬もここで働くことで「エコワーカー」への意識変革を促します。同時に厳しい環境のなかで働く工夫や知恵を創出し、生産性や創造性の向上に取り組みます。

写真: オフィス内の自然採光
 
 
2.新たな環境配慮のワークスタイル
・開発プロセスに「適業適季」を導入
「適業適季」とは、ワーカーが自然から環境を意識しながらCO2排出量を削減し、業務プロセスを改善しながら創造性と生産性を高める新しいワークスタイルです。
具体的には、クリエイティブな仕事でおこなわれる「感じとる」「アイデアを出す」「形にする」「発信する」という四つのフェーズと、四季の変化を組み合わせ、「自然=季節」「プロセス=期日・期間」とし商材開発のプロセスに導入し、スピードとクオリティーを高めてオフィスの活用時間を削減します。
図: 「適業適季」の構成
 
  ・「見える化」ツールの導入
フロア全体の電力使用量をリアルタイムに計測・表示する「エネルギー遠隔監視システム」や、個人や小グループの電力消費量をリアルタイムで確認できる「電力計測付タップ」などを導入します。これにより、実験オフィスにおける全体及び個別の省エネルギー余地の抽出と改善を継続的におこない、エネルギー使用量を常に意識した行動と工夫により、更なる電気使用量の削減をおこないます。
・マルチタスクテーブル+バッテリーユニット
電力をあまり使わない夜間にデスクに内蔵されたバッテリーに蓄電を行い、それを昼間に活用することでピーク電力消費量を低減する可動式のデスクシステムです。無線LANと組み合わせることで、場所にしばられずに仕事がおこなえます。
 
  <ご参考>  
  「エコライブオフィス品川」に関する基本データ
○総面積: 約2,000平米(約606坪)
○ワーカー数: 約140名
○年間見学予想: 約3万人
 
   【お問い合わせ先】
   コクヨお客様相談室;0120−201594
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