~書き心地を追求した上質紙~

ゲルインクボールペンに最適なコクヨオリジナルの紙を開発

~ノートなどの筆記用紙製品に展開予定~

発表日:2007/05/24

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  コクヨグループのコクヨS&T株式会社(本社: 大阪市/社長: 森川卓也)は、ゲルインクボールペンに最適なコクヨオリジナルの紙を開発しました。

近年、ゲルインクボールペンが普及し、市場規模は116億円と言われています。コクヨS&T株式会社はこのゲルインクボールペン普及を背景に、紙とペンとの関係を調査し、書き心地を追及した上質紙(薄口・60g/?)を開発しました。具体的には、書き味や手触りなど筆記時に得られる感覚と、ゲルインクの乾き・にじみなどについて調査をし、それらの条件を満たすように原材料の配合を調整しました。特長は以下の3点です。
 
 
(1) 書きやすい
なめらかさを数値化する試験機で、紙のざらつき感、なめらかさ、すべりやすさ等を測定し、その数値が、人が書きやすいと感じる最適範囲に位置するように開発しました。その後のモニターアンケートでは、比較した市販商品より「書きやすい」という回答が多く得られました。
 
 
(2) 乾きが早い
ゲルインクボールペンJIS規格「筆記乾燥性試験」をベースに、実用性を考えた独自の試験を行いました。用紙上に「正」の文字を書き、5秒後に手で文字全体を1回こすった後の汚れを見る方法です。従来の紙では筆記汚れが確認されましたが、コクヨオリジナルの原紙では筆記汚れがありませんでした。
(参考資料をご参照ください。)
 
 
(3) にじみにくい
JAPAN TAPPI(※)が規定するにじみの範囲を測る試験、「サイズ度試験方法(ペン書き法)」を実施しました。結果、コクヨのオリジナル原紙は従来の紙に比べてにじみにくいということが分かっています。
(参考資料をご参照下さい。)
※Japan Technical Association of the Pulp and Paper lndustry 紙パルプ技術協会


今後、今回開発したコクヨオリジナルの紙を使い、ノート等を開発する予定です。
 
  <ご参考>  
  コクヨオリジナルの紙を開発するにあたり行った試験・調査内容です。  
 
1.紙のなめらかさと書きやすさについての調査
(1) 試験機を使って複数の市販商品の紙のなめらかさを数値化する。
(2) (1)で用いた紙を利用し、書きやすさと紙のなめらかさの関係を調べる。
(3) (2)の結果を元に、人が書きやすいと感じる最適範囲を導き出す。
 
 
2.インクの乾きの早さを測る試験
(1) 用紙上に「正」の文字を書く。
筆記具:ゲルインクボールペン
用紙:新開発の紙及び従来の筆記用紙
(2) 5秒後に手で文字全体を1回こする。
(3) 汚れを確認する。
 
 
3.にじみの範囲を測る試験
(1) 製図ペンにインクを入れ、インクの出具合を確認する。
(2) 平らな板の上に試験片を置く。
(3) 紙の縦方向または横方向に沿って、約5mm間隔に定規を用いて罫線を引く。
(4)  約5分後にこれらの線に直角に交差するよう線を引いて、網目状の模様を描く。
(5)  インクのにじみの大きさを測る。
 
   【お問い合わせ先】
   コクヨお客様相談室;0120−201594
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