~テーマは「素」~

「コクヨデザインアワード2006」の受賞作品が決定

~グランプリ1作品、優秀賞4作品、特別賞5作品~

発表日:2006/11/27

記載の内容は発表時のものです。

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  コクヨ株式会社(本社:大阪市 社長:黒田章裕)は、ユーザーならではの優れた商品デザインを幅広く一般から募集する「コクヨデザインアワード2006」(作品応募期間:2006年4月1日~6月30日)で、国内外から応募された合計1,441点を審査した結果、このたび受賞作品10作品を決定しました。
コクヨデザインアワードは、顧客起点でのモノづくりをより強化することを目的に、平成14年にスタートして今年で5回目になります。今回のテーマは「素」です。素顔などのように「そのまま」という意味や、素手のように「何も伴わない」という意味、素材のように「もととなるもの」、素朴のように「飾り気がないもの」、一方で素早いなど、程度のはなはだしいことを指す時にも使われる、この一文字をテーマに、「あらゆるワークシーン・ライフシーンで使われるプロダクト」を対象として、ものづくりの原点に立ち返る新たなアイデアを募集しました。受賞作品は次の通りです。
 
 
 
 
  <作品名> <受賞者名代表(年齢)> <職業>
グランプリ slice 大鋸 幸絵(24) インハウスデザイナー
優秀賞 Leafusen 婦木 佑太(21) 他3名 学生
Pin-Bone 西川 圭(24) 他1名 インハウスデザイナー
クラストテープ 横山 七絵(20) 他2名 学生
TAS(紙コップ+スクラッチシール) 谷口 恵理佳(22) 会社員
特別賞 Pencils for Gambling Edward Yu Chang Chiang(28) 他1名 デザインディレクター
Board 日比 将市(24) 学生
Zebra ruler 甲田 克明(26) インハウスデザイナー
Blooming Period Liu Yang(27) インハウスデザイナー
Sharpener pot Kosin Voravattayagon(26) インハウスデザイナー
 
 
写真(左上から時計回りに)
グランプリ「slice」/優秀賞「Leafusen」/優秀賞「クラストテープ」/
優秀賞「TAS(紙コップ+スクラッチシール)」/優秀賞「Pin-Bone」
 
  「コクヨデザインアワード2006」の募集要領  
  1.募集テーマ: 「素」
2.カテゴリー: あらゆるワークシーン・ライフシーンで使われるプロダクト
(ステーショナリー、ファニチャー、その他生活用品)
3.応募資格: 企業・団体あるいは個人やグループ、年齢、性別、職業、国籍を問いません。
4.審査員:
 佐藤 卓(審査員長/グラフィックデザイナー)
 石橋勝利(デザイン誌「AXIS」編集長)
 山中俊治(工業デザイナー)
 吉岡徳仁(デザイナー)
 黒田章裕(コクヨ株式会社 社長)
5.賞及び副賞:
 グランプリ 1作品(副賞200万円)
 優秀賞 4作品(副賞各50万円)
 特別賞 5作品(副賞各10万円)
6.応募期間: エントリー期間 2006年4月1日~5月31日
 作品受付期間  2006年4月1日~6月30日
 
  「コクヨデザインアワード2006」受賞作品の特長  
 
1.グランプリ 1作品
作品名: slice(スライス)
受賞者: 大鋸 幸絵(オオガ サチエ)
特長: 野菜をスライスするように、使う度に形が変化する付箋の束
審査員コメント:
出品されたダミーが、圧倒的に美しかった。実際にこのようなものを量産するのは、今のテクノロジーでは無理かもしれないが、もしかすると近い将来には可能になるかもしれない。美しいものが人の気持ちを牽引していくことは今もっとも求められていることかもしれない。すばらしい提案だと思う。
 
 
2.優秀賞 4作品
 
 
(1) 作品名: Leafusen(リーフセン)
受賞者: design office A4
婦木 佑太(フキ ユウタ)、菅野 大門(カンノ ダイモン)、福井 守(フクイ マモル)、岩田 俊太郎(イワタ シュンタロウ)
特長: 時間が経過するにつれて紅葉する、葉っぱ型の付箋
審査員コメント:
量産されて実際に扱う時に、どのように包装し流通させ保管すればいいかまで検討すると、リアリティーがより出たかもしれない。しかし、大変面白い視点である。1日で変化するものや1年で変化するものなど、時間軸を変えてラインナップしても使用の仕方に工夫ができそうである。
 
 
(2) 作品名: Pin-Bone(ピンボン)
受賞者: 西川 圭(ニシカワ ケイ)、宮崎 毅(ミヤザキ タケシ)
特長: 穴を開けずにピンナップできる、収納式の押しピン
審査員コメント:
かなり実現可能ないい例だと思う。針が収まった状態も美しい。この先、検討するとすればマグネットの強さと針の長さの関係かもしれない。写真を留めるためにこれだけの針の長さが必要か、針の長さを基準にするとマグネットの強さはこれでいいのか。丁寧に作り込んでいくと定番になりうるデザインだと思う。
 
 
(3) 作品名: クラストテープ
受賞者: stripe
横山 七絵(ヨコヤマ ナナエ)、今尾 真也(イマオ マサヤ)、
石黒 公平(イシグロ コウヘイ)
特長: テープが自立し、真っ直ぐに貼りやすいクラフトテープ
審査員コメント:
段ボール箱を閉じる時、ガムテープが撓んで困った記憶は誰にでもある。紙の折りによってそれを解決しようという提案は、「なるほど」と思わせる。すべてのガムテープがこのようになる必要はないと思うが、特別な使用環境には大変便利なのではないか。面が多く複雑な形状を、更に簡単にできると、実現に近づくと思う。
 
 
(4) 作品名: TAS (紙コップ+スクラッチシール)
受賞者: 谷口 恵理佳(タニグチ エリカ)
特長: スクラッチシールに自分の印をつけられる紙コップ
審査員コメント:
パーティーで紙コップにマジックで名前を書かされた記憶や、飲む度に新しい紙コップを使用した記憶は、誰にでもあると思う。このコップはこのストレスをスマートに解決している。実際に重ねて流通する時のことを考えると、インクは毒性のないもので、コストのこともクリアーしなければならない。
 
 
3.特別賞 5作品
 
 
(1) 佐藤賞
作品名: Pencils for Gambling(ペンシルズ フォー ギャンブリング)
受賞者: Edward Yu Chang Chiang(エドワード チャン、台湾)、Jonathan Biddle(ジョナサン ビドル、台湾)
特長: サイコロの目がついた、転がして楽しめる鉛筆
 
 
(2) 石橋賞
作品名: Board(ボード)
受賞者: 日比 将市(ヒビ ショウイチ)
特長: 板書した時の記憶も留められる、黒板の比率のノート
 
 
(3) 山中賞
作品名: Zebra ruler(ゼブラルーラー)
受賞者: 甲田 克明(コウダ ヨシアキ)
特長: 目盛りのパターン化により、直感的に読み取れる定規
 
 
(4) 吉岡賞
作品名: Blooming Period(ブルーミング ピリオド)
受賞者: Liu Yang(リウ ヤン、中華人民共和国)、Wang Yingfei(ワン インフェイ、中華人民共和国)
特長: 飲みごろになると、湯気で花がひらくティーパック
 
 
(5) コクヨ賞
作品名:Sharpener pot(シャープナー ポット)
受賞者:Kosin Voravattayagon(ゴーシン ヴォラベッタヤゴーン、タイ王国)
特 長:自分の好きなコップにのせて使える鉛筆削り器
 
  ※本リリースで使用している写真は、望月孝氏の撮影によるものです。  
   【お問い合わせ先】
   コクヨお客様相談室;0120−201594
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