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コクヨ・オリジナル余話
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業容拡大の時代 1969?1978

1960年のスチール製品業界への参入は、その後のオフィス家具メーカーへの道筋をつけるという意味でも、コクヨにとって大きな一歩でした。70年に入る頃には、コクヨの製品は、紙製品、文具、家具、事務機器の4分野にわたり、その総数は3000アイテムを超えるほどに成長していました。この頃から、コクヨは帳票類から事務用品、家具までをトータルに扱う企業をめざし、「オフィス用品のすべてをコクヨに」というモットーを掲げるようになります。そのシンボルともいえる建物が、1969年に完成した大阪の新本社ビルでした。これは、役員室、会議室、応接室、社員食堂にいたるまで、全館のほとんどすべてをコクヨ製品で構成した、いわばコクヨの「モデルオフィス」でした。さらにユニークだったのは、全館を「ライブオフィス」として、実際に社員がそこで働く様子を見学できるようにしたことで、当時としては世界的にみても画期的な試みでした。
こうして、70年代後半には、コクヨは「帳簿の老舗」から「もっとも先進的な総合オフィスメーカー」へと企業イメージを一新していました。

年表

1969年
本社新社屋完成。全館ショールーム化
「オフィス全館ショールーム」の余話を見る
1970年
プリットを発売
連続伝票用紙を発売
1971年
スチール製品の自家生産化。柏原工場を稼働
「家具生産」の余話を見る
八尾工場内にコンピューター倉庫を建設
「物流」の余話を見る
1972年
東京・大阪証券取引所第一部に上場
1973年
売上高500億円を達成
1974年
物流本部を設置。総括店販売在庫システム「KOPS」稼働
「物流」の余話を見る
1975年
キャンパスノートを発売
「キャンパスノート」の余話を見る
1978年
大阪ショールーム完成

社員が働くオフィスをショールームとして公開

初代キャンパスノート

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