| 山中俊治 |
| 現在のかたちのクリップは、19世紀末のノルウェイ人の発明とされる一方で、ほぼ同時期に英国でも独自に商品化されていたという。今回、二人のデザイナーの方のアイデアが重なったが、これも独立に考案された物の偶然の一致と認められる。かたち的には、number clipの方が洗練されているが、紙を押さえる機能や可読性はNumbers Gemの方が高いなど、審査員の間でも意見が分かれ優劣つけがたく、一つの賞を分け合っていただくことにした。 |
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| 佐藤オオキ |
| アイディアのレベルも完成度もとても高いデザインです。字体がシングルラインで構成され洗練されているnumber clipと、紙をとめていない状態でも数字が認識できるnumbers gemは、どちらもアイディアの面白さを十分に伝えることができる仕上がりだと思いました。 |
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| 柴田文江 |
| クリップというとてもシンプルなアイテムに広がりと個性をもたらせたアイデ アで す。数字という機能性をクリップに与えたことで使用シーンのイメージを使い手にもたらす提案です。「number clip」のデザインは数字が目立たず、使用して初めて認識できるという発 見の面白さがあり「Numbers Gem」はクリップとしての強度を保ちながらコンセプトを表現しているなど、それぞれにデザインがもたらす豊かさがあるります。 |
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| 水野学 |
| 「モノの力」があるアイデア。単純に、欲しいと思いました。以前から数字にはキャラクター性があると考えていたのですが、この作品は、数字がもつ「愛らしさ」「機能美」などの先天的な部分と、クリップという機能とがうまく噛み合っています。 |
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| 黒田章裕 コクヨ株式会社代表取締役社長 |
挟むだけの機能のクリップが、バネ材の曲げ方ひとつで多様な使い方を提案してくれました。
両作品とも、曲げた部分が数字になっており 紙を挟むと「目印になる」「順番を知らせる」「プライオリティを明確に出来る」・・・などの新たなユーザーベネフィットを提供してくれる好例な作品です。
Numbers Gem
ゼムクリップの機能をより高く保ち、しかも見た目に可愛らしいデザインです。
数字の認識性も高いので、子供から大人まで広く愛される作品です。 |
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